青森から届いたりんごが教えてくれた生産者にとって大切なこと

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

贈り物は何でもありがたいということを前提に、

私がもらって最も嬉しいものについて敢えて言わせていただくなら

やっぱりおいしいものたちです。

そんな私の好みをみなさまよく知っていて、プレゼント類の9割は食べ物です(笑)

先日、我が家にあるものが届きました。

それは、青森県・弘前市でご夫婦でりんごを育てている山田農園さんの美味しいりんごたち。
箱を開ける前から華やかなりんごの香りが隙間を通って溢れてきて、私の嗅覚を刺激してきます。

そして、いよいよ箱を開けると、この瞬間を待っていたかのように、その何倍も芳醇な香りが勢いよく出てきました。

なんとも言えないいい香り!!
箱の中には、大切に育てられたのがひと目でわかる美しい5種類のりんごが入っていました。

りんごには、数字が書かれたシールが貼ってあります。
この数字は、山田農園の園長さんが「ぜひともこの順番で食べてほしい」というオススメの食べる順番なんです

それぞれのりんごには美味しいタイミングがあり、それを味わえる順番で食べて楽しんでほしい!!

りんごを我が子のように愛でて育て、お客さまに自信を持ってお届けしているからこそのこだわりですよね。

りんごには、こんなチラシも添えられていました。

このチラシは、山田農園さんとお客さまを繋ぐ架け橋をされている野菜やBarbieさんが手がけられたもの。

野菜やBarbieさんは、山田農園さんのりんごをはじめ、青森のおいしい野菜や果物を生産者のこだわりや想いをしっかり汲み、生産者の熱量そのままにお客さまにお届けされています。

このチラシを見るだけで、それぞれのりんごの種類はもちろん、それぞれのりんごの持ち味が分かりますよね!
そして、このチラシには、「五感で味わってほしい」と書かれています。

もし、このチラシが無ければ、私はただおいしく食べていただけだったかもしれません。

けれど、このチラシを最初に見たことで、りんごの香りを思いきり吸い込んでみたり、それぞれのりんごをまじまじと見つめて見たり、手で触れて持ってみて重さや大きさの違い、皮の手触りを実感したり。

実際に味わう前に、嗅覚や視覚、触覚でりんごをたっぷり堪能しました。

そうやって、我が家にやってきたりんごたちと時間をかけてコミュニケーションをとっていると、この日初めて会ったりんごたちに不思議と親近感や愛着がどんどん湧いてくるんです。

チラシと一緒に入っていた山田農園さんのカードには、りんごの保存方法についても書かれていました。

りんごは、ひとつずつ新聞紙で包んでポリ袋に入れて封をし、冷蔵庫の冷蔵室か温度変化のない冷暗所での保管がよいそうです。

りんごの食べ比べなんて初めての体験でしたが、姿かたちや大きさはもちろん、香りや味わい、噛み応えまでも種類が違うだけでこんなにも違うんだ!と体験してみて実感しました。

そして、この食べ比べの体験は、私たち夫婦にとって、とってもいいコミュニケーションの時間にもなったんです。
それはまさに、高知にいながらにして、夫婦で青森のりんご農園でりんご狩りをしながら食べている気分!

5種類のりんごはどれもそれぞれのおいしさがありましたが、敢えてマイベストりんごを選ぶとしたら、夫は「ふじ」、私は「王林」。

夫イチオシのふじ。「サクっとした触感」と「シャキッとした歯ごたえ」のバランスが絶妙だそうです


妻の私イチオシの王林。食べ応え満点の歯ごたえと溢れんばかりの果汁は食べる人を夢中にします

いやー、本当に美味しかった!!
食べ終えた後は、ちょっとした喪失感がやってきました(笑)

今回、山田農園さんのりんごを体験してみて、りんごのおいしさもさることながら、育てている作物への情熱とこだわり、お客さまに徹底してそのおいしさを伝えようとする姿勢に心が動かされました。

育てる作物は違うけれど、同じ生産者として学ぶことがたくさんありました!!

そして、今回、こんな素敵な贈り物を届けてくださった坂上さん。

全国各地でいろんな方を応援している坂上さんは、ここぞ!という時に相手が笑顔になるサプライズを各地で起こしている人なんです。

ご自身もとっても素敵な笑顔で周りを魅了されていますが、人を笑顔にする達人でもいらっしゃいます。

人を喜ばせて笑顔を生み出していく。
お客さまが笑顔になるために私たちができることは何なのか。

そんな人と人の関係において基本となる姿勢を、いつも坂上さんには教えてもらっています。

坂上さん、バービーさん、山田農園さん。
素晴らしく美味しいりんごたちを届けてくださってありがとうございました。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
高知県高知市出身
2017年 新規就農してトマトの栽培を始める

幼い頃、週末に父親の実家がある佐川町に、田んぼの手入れに来ていた。
平日はサラリーマンとして働く父親は普段全く笑顔がなかったが、週末の田んぼで汗を流す時だけは、驚くほどとびきりのいい笑顔をしていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うようになり、そんな時に頭に浮かんだのは、かつて父親が楽しそうに田んぼをやっていた姿だった。

「仕事もプライベートも自分の人生をまるごと謳歌する大人を増やす」べく、命の源である食を支える農家になることを決意。

世の大人たちを細胞からエネルギーで満たす生命力が高いトマトを届けようと日々励んでいる。

【妻:織田茜】

中央大学法学部卒 

都内の化粧品メーカーで「肌の専門家」として年間2,000人以上の肌相談に対応。社内外で美容や応対の教育指導にも従事

夫と共に高知に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培している。

織田トマトの日々
愛∞無限大|織田トマト