あなたが育てた作物のいちばん熱烈なファンは誰ですか?

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

今、私の周辺でも盛り上がっている『Clubhouse』。

傍から見ていても勢いの凄さを感じます。

興味津々ではあるのですが、夫のスマホはAndroid。

私に至ってはスマホすら持っていません(^^;)

ということで、参加できるのはいつになるやら。

いろんな方の感想に触れながら、使う日が来た時を

イメトレしときます(笑)

今シーズンは収穫作業を夫婦で一緒にやっています。

カートを挟んで前後にポジションを取りながら収穫しているんですが、収穫の最中は何気ない会話をしながら笑ったりふざけてみたり、時に踊ったりして楽しんでいます。

そして、時に収穫したトマトを見せ合いっこしながら、お互いに自慢したりもしています。

こう言ったら笑われるかもしれませんが、収穫していると、私たち自身が思わず見惚れてしまうトマトたちがいるんです。

そんなトマトたちに出会うと、

「これすごくない!?」

「めっちゃ美人だね!!」

「これは凛々しいハンサムくんだね」

そんな言葉を交わしながら、嬉しさで顔がほころんでしまいます。


収穫中に見つけた美人トマト。女優の吉田羊さんのようにクールな雰囲気あるトマトです

ただ、そんな私たちを虜にするトマトは、いわゆる「フルーツトマト」だけではありません。

トマトハウスの中に居るトマトの多くはフルーツトマトですが、畝の地下水の状態によって水が絞り切れず、いわゆるフルーツトマトとしてのサイズよりも大きく育つ子たちがいます。

けれど、フルーツトマトと同じように育てたトマトですから、味わいは一般的な大玉トマトに比べてみても味わいが濃く、糖度も高くて甘さも味わえます。

https://twitter.com/odatomato/status/1357695235296358404?s=20

※軍手がめちゃくちゃ黒いのはトマトの灰汁によるものです💦軍手は毎日洗濯して清潔にしていますので、ご安心ください!!(念のためご説明させていただきました)

トマトハウスで収穫したトマトは、そのほとんどが出荷したり発送したりしてお客さまの元に旅立っていきます。

けれど、時に傷がついていたり、サイズが大きすぎたりするものがあり、それらは地域の方々に御贔屓にしていただいております。

そして、私たち自身も自分たちで育てたトマトたちを自宅に持ち帰っては、生のまま食べたり(これは夫だけです)、いろんな料理にしたりして楽しんでいます。


この日はこの子たちを我が家に連れて帰りました。しばらく追熟させてから料理に使います

連れて帰るトマトもいろいろ。

美人トマトもサイズの大きいトマトも「これは連れて帰りたい!!」とピンっときたトマトたちは、前掛エプロンのポケットに取り置きしてます(笑)

夫に関しては、収穫しながら「これ食べたい」と言っては、ちょこちょこ食べてたりします。

時々、食べ過ぎてお腹がいっぱいになってる時があったりするくらいです。

育てている私たちが言うのもあれですが、自分たちの元で育ったトマトたちで作るトマト料理は、食べた時にトマトのパワフルさを感じられて體の底から元気が湧いてくる感じがするんです。

だから、夫婦ともにトマトの収穫時期が待ち遠しくてしかたなくて(笑)

我が家にトマトを持ち帰っては、カレーやスープ、ソースなど、さまざまなお料理で我が家のトマトを楽しんでいます。

(ただ、ハイシーズン中はじっくり料理ができないことも多いので、簡単なお料理で楽しみ、シーズン終わり頃やその時に大量に冷凍して繁忙期が落ち着いてから、たっぷりトマト料理を楽しむことが多いです)


先日は、中華風トマトスープにうどんを入れて食べました。トマトの酸味と旨みがごま油と合っておいしい!!

そう、何を隠そう(ってか全然隠れても隠してもいないんですが)、織田トマトの最も熱烈なファンは、実は、私たち自身なんです

親バカと言われても仕方ないかなぁと思いつつも、こうして自信を持って我が子であるトマトたちをみなさまに自慢できるって、ものすごく嬉しくてとっても幸せなことだなぁと感じています。

もちろん、「おいしい」もそれぞれ。

100人いたら100通りのおいしさがありますし、トマトだってたくさんの種類がありますから、いろんな人が全国のそれぞれのトマトたちのファンでいらっしゃると思います。

だから、私たちは私たちのトマトを熱烈に求めてくださる方々にお届けできたらそれで十分と思っています。

まだ我が家のトマトたちと出会えていないけれど、出会ったらきっと熱烈に求めてくださるであろうお客さまとの出会いの場を作るため、ブログやSNSなどを活用してはせっせとその魅力や日常をお伝えしてます。

そう考えると、なんだか私たち夫婦って未来のお客さまとトマトたちの仲人みたいですね!

今日もそんなおせっかい気分たっぷりにこのブログを書いています。

↓織田トマトを加熱した魅惑の世界をご案内したブログです↓

生トマトが好きな人も苦手な人にもおすすめしたい!!加熱した織田トマトの世界
織田トマトは生で食べるのはもちろん、加熱して食べるのもオススメです。料理することでフルーツトマト特有の硬めの皮も柔らかくなり、様々な素材と融合するあの姿はぜひとも体験してほしい!!加熱トマトの世界へあなたをいざないます。
トマト農家のお気に入りトマト料理②『和風ドライカレー』
織田トマトを使って作ったドライカレーです。たまねぎ、ニンジンなどと一緒にトマトを炒めて作ります。水分を絞って育てた織田トマトは、煮詰めて作るお料理にピッタリ。水分を飛ばす工程の時短にもなります。しっかりした味わいで夏バテしやすく食欲がなくなる時期にもこれで元気をもらってハウスでがんばれるんです。
簡単&オシャレ!スペイン料理『パンコントマテ』
トマト農家お気に入りのトマト料理『パンコントマテ』。スペイン・カルターニャ地方の名物料理です。簡単でオシャレでおいしいの三拍子そろった料理。ワインにピッタリのおつまみですが、おつまみの域を超えるほど満足度の高い一品です。
織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々