真の農業経営者に必要なこと。それは環境づくりです。

農業経営

仕事において
大事なことって

何だと思いますか?

品質

マーケティング

ブランディング

などなど

大事なことは
いろいろありますが

2人以上の
人間がいる
組織においては

これを
後回しにしては
いけない

そんなことを
今日は書いていきます。

 

高知県にあるお酒と歴史の町・佐川町で
【愛、無限大】をテーマに

大空と大地のエネルギーを
トマトを通してあなたに繋ぎ
輝く人生を応援する

「運気が上がるトマト」
織田トマトの織田茜です!

 

私たち織田トマトの
約束ごととして

トマト農家になった
一年目から

徹底していること。

それは

イライラした気持ちで
トマトに触れない

ということです。

夫婦ふたりの
小さな組織では
ありますが

だからこそ
喧嘩したりすると

まあ大変なんですよね(笑)

喧嘩の仲裁を
してくれる人が
いないわけですから

お互いに
歩み寄らない限り

なかなか仲直り
出来ないんですよ。

トマトハウスだって
そんなに広いわけでも
ないですから

相手が目に映れば
またイライラが
復活してきたりして

喧嘩のきっかけ
となったこと以上に

更に輪をかけて
イライラしちゃう

みたいなことも
あったりします。


ここまでトマトの樹の背丈が高くなると、向こう側にいる相手が目に入らなくなるので、その間に気持ちを落ち着けることもあります(笑)

ところで

この約束ごとを
ふたりで決めたのには

ふたつの理由が
あるんですが

その理由のひとつが

まずは人のことから
解決する

ということを

組織を運営する上で
徹底していこう

と思ったからです。

 

そう思うように
なったきっかけ。

それは

2017年に
高知県が主催した

農業者向けの研修
に参加して

サラダボウルさん
取り組みを
直に聞いたことでした。

 

サラダボウルさんは
山梨県を拠点として

全国各地で
トマトなどの生産や

農業経営の
コンサルティングなど
を行っています。

農業や地域の
発展のために

真の農業経営者

を生み出していく
ことを本気で掲げる

農業法人です。

高知県では

真の農業経営者
の育成のために

数年に渡って

サラダボウルの
田中代表に
来高していただき

このような研修を
実施していました。


サラダボウルの田中代表の研修を受講した当時のノート。時々見返しては初心に返っています

田中代表が話された

サラダボウルさんが
経営規模を
今日のように

大きく展開できる
ようになった

ひとつの理由。

それこそ

徹底した環境づくり

でした。

 

サラダボウルさんが
おっしゃる

環境づくりとは

5S(ごエス)

マニュアル作成

人材育成

を指しています。

5Sとは
整理、整頓、
清掃、清潔、
しつけを意味します

 

大きな企業や

創業からある程度
経過して

体制が整っている
企業においては

当たり前のこと
のように

聞こえるかと
思うんですが

実は

スタートアップ
から間もない企業や

家族経営などの
自営業者において

これらを
ちゃんと意識し

実施できている
ところは

かなり少ないと
思います。

 

特に

農業という
分野においては

様々な業界や
分野の中でも

この部分において
かなり遅れている

と言われています。

 

実際

このような
環境整備に対して

暇な時間や
空いている時間で
やろう

と思うと

なかなか
できないんですよ!

 

というのも

そこまで
人員に余裕がある状態で

やっている農家なんて
なかなかいませんし

今までやって
こなかったことを

空いてる時間に
やろうと思ったって

なかなか
出来るもんじゃ
ないです。

 

でも

環境づくりを
やる時には

 

覚悟を持って
徹底してやる

ことが大事であり

日常の優先順位を
変えてでもやる
ことが大事

 

なんだと
研修で伺ってから

織田トマトでは
何を置いても

環境づくりの
ひとつとして

まずは人のことから
解決する

と決めたんです


トマトたちには迷惑をかけちゃいますが、協力してもらいながらまずは私たち夫婦の組織の問題を最優先に対応します

 

喧嘩する時って
いろんな原因が
あるとは思いますが

往々にして

コミュニケーション不足

に尽きるんですよね。

 

なので

相手の想いや
何が嫌だったのか

そういったことに
まずは耳をじっと傾ける。

そして

お互いの感情を
ケアし合い

お互い歩み寄っていく

そんなことを
長い時だと

2時間くらい
徹底して
やっていたりします。

 

その間

農作業は
完全にストップ
していますから

農作業に
遅れが出たり

トマトが
出荷するには
熟れすぎてしまい

地元の方に
格安で販売したり
することも

これまで
多々ありました。

 

けれど

就農当初から
これを徹底して
やってきたことで

お互いの考え方や
得意なこと
苦手なこと

好きなこと
嫌いなこと

をしっかり理解し

同じ目標を
共有しながら

そこにともに
歩んでいくための

盤石な組織体制が
整ってきたと

感じています。

 

就農当初から
2年目くらいまでは

かなりぶつかり合う
ことも多かった
私たちですが

3年目、4年目
になってくると

さすがに激しい
ぶつかり合いは
減ってきましたし(笑)

その分

この本音の
ぶつかり合いが
最初にあったおかげで

織田トマトの
軸が形成され

今に至っていると
思っています。


少しはぶつかり合うことも減ってきた(笑)、4年目の私たち

仕事においては
ただでさえ

日常の業務だけでも
いっぱいある中

いきなり完璧に
これを徹底することは

難しいかもしれません。

サラダボウルさんも
この環境づくりに

数年かかったと
話されていました

 

それでも
土台が整えば

あとは
組織やチームが
機能し

想像以上に
人的パフォーマンス
が最大化していく

そんな風に
感じます。


2013年に初めて読んだ「7つの習慣」。環境づくりとは「緊急ではない」が「重要である」第2領域に当たるものであり、この第2領域に該当することこそ最も大きな影響があり、効率的にその影響を生み出すものだと書かれています

あなたや
あなたと共に働く
みなさまが
それぞれの
潜在能力を
最大に発揮し

ますます実りある毎日を
送られますように。

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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