強みって絶対的なものじゃない。
そして
それは弱みだってそう。
あなたが弱みだと感じることが
むしろ強みなのかもしれない。
今日は
そんなお話。
「自分を生きる」
と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する
織田トマトの織田茜です。
先日のブログで
34個ある強みの資質の中
私の強みTOPが
「最上志向」
だと書きました。

これは
弱みを克服することよりも
強みを更に磨き上げる
ことに興味を持つ
という特徴があります。
確かに
時々、セミナーなどに
参加したりすると
「ダメな部分を指摘してください」
って言われることがあるんですが
私はダメなとこに目を向ける
という意識があまりないんですよね。
だから
そのご期待にはなかなか沿えず
申し訳なくなることがあります(^^;)
私は弱みを克服することよりも
その人ならではの素敵な部分を
もっとあーやってこーやって
磨き上げたら
めっちゃ輝くだろうなぁ
ってことをつい考えちゃうし
そっちの方が断然楽しいんです。
ところで
強みって言うと
絶対的なものと思いがちですが
意外にも相対的なもの
だったりするんですよね。
だから
自分が強みと思ってるものも
人によってはそう感じない。
逆に
自分が弱みだと思ってる部分も
人から見たら
「めっちゃ素敵!」
ってこともあるんですよね。
私たちも約2年前に
そんなことを感じた
ことがありました。
トマト農家になってから
トマトのことをいろいろ
調べていくと
最近は
とにかく甘くて
皮が柔らかい
そんなトマトが人気だと
知りました。
では、私たちのトマトは
どうかと言うと
織田トマトでは
一般的な大玉トマトを
水分を絞ることで
フルーツトマトになります。
だから
小ぶりで糖度が高く
濃厚な味わいが特徴です。
けれど
確かに糖度は高いけど
酸味もあるし
土で育てたトマトならではの
野菜くささもある。
それに
皮がどうしても
硬く厚くなりやすい。
こうやって織田トマトの
特徴を挙げていくと
今人気があるトマトとは
結構違うんですよね。
それに
これまでにも
織田トマトを召し上がった
お客さまから

トマトの皮が硬い!!
だったり

フルーツトマトって言うから
甘いのを期待して買ったのに
意外に酸味があるし
思ってたのと違った!!
というご意見を
いただいたこともあります。
だから
とにかく甘い味わいや
皮の柔らかさが
求められるこの時代に
私たちが育てる
トマトたちの特徴は
どれも弱みなんじゃないか?
じゃあこのトマトたちの
強みって何なんだろう?
夫婦で我が子の強みを
模索する中で
今度はこんなお声をたくさん
いただくようになりました。
それは

皮まで甘くてビックリ!!

とにかく皮がうまい!!

皮までしっかり味がして
生きてる野菜って感じがする。

甘みだけじゃない
酸味や野菜の味を味わえた。
そんなお声を耳にし目にして
そっか!
弱みだと思っていたものって
実は強みでもあるんだ!!
そうお客さまから
気づかせてもらいました。
それで昨年からは
「皮がうまいトマト」
としてお伝えするようになり
オンラインショッピングの
商品ページでも
ご購入いただいた方に
同梱する食べ方のご案内でも
とにかく
織田トマトの皮について
熱く想いを語りました。
皮って触感を壊す
と感じられることもあって
案外嫌われものだったり
するんですよね。
けれど
その皮がちゃんと味わいがあって
楽しめるなら
むしろその皮こそ
織田トマトの強みであり
お客さまに喜んでいただき
笑顔になっていただけるものなんだ。
もちろん
人の味覚も好みもそれぞれ。
人の数だけ好みってあります。
織田トマトは王道では
ないかもしれないけれど
確実にこの味を楽しみに
してくださる方がいる。
そんなみなさまからいただいた
応援やお声を励みに
今年も夫婦で毎日楽しく
トマトたちを育てています。
高知からまごころこめて。
この「強み」について書かれた
NJE理論ブログ生みの親
板坂裕治郎さんの著書も
めっちゃおすすめです!