最近よく話題になるSDGs。
なんだかすごいことを
しなくちゃとか
いろいろ難しく考えちゃうけど。
まずは日常で無理なくできること
からやってみよう。
今日はそんなお話。
自分の人生をとことん楽しむ
大人で溢れる世の中にする
ことをビジョンに
エネルギー溢れる真っ赤な太陽
のようなトマトを通して
細胞が喜び命が輝く
大空と大地の愛を繋ぐ天使💛
織田トマトの織田茜です。
エンゼルスの大谷翔平投手。
アリゾナ州でのキャンプで
43本のフリー打撃のうち
8本が柵越えとなる規格外の
打撃を見せたそうです。

ところで
農業で「規格外」と言うと
それは・・・
規格外の野菜たち
農家の収穫した野菜の
実に約3割は規格外のもの
だと言われています。
規格外野菜ってどうしても
かなり安い値で扱われがちでして。
だから
農家が流通させたくても
むしろ赤字になってしまう
なんてこともあったりする。
それによって
いわゆるフードロスといった
食品の廃棄につながって
しまうことも多いんですね。
最近ではこの規格外野菜を
いろいろ活用する動きが
盛んになっていて。
でも
新たに加工品を作ったり
どこかとコラボしてみたり。
新しいことをするってなると
小さな農家にはいろいろ
難しく思えたりもする。
それに
難しいことや無理することは
結局続かない。
じゃあ
織田トマトがやっている
規格外野菜の取り組みは
どんなことかというと・・・
それは
地域の方に向けての販売です。
↑織田トマトでは規格外のトマトを
『味重視(味ジューシー)』
と呼んでいます。
「なーんだ、そんなこと」
と思われた方もいると思います。
だって
全然目新しくもないし
至ってごく普通のことだから。
だけどね
SDGsって目新しいこと
すればいいわけじゃない。
むしろ
当たり前にできることで
SDGsに繋がることができれば
それが最高だと思う。
でね
規格外トマトの販売
とは言っても
私たちは直売所に出したり
無人販売所を設けたり
といったことはしていません。
そして
ご購入される方の95%以上は
コンテナで購入されます。
織田トマトの規格外トマト『味重視(味ジューシー)』。1コンテナにつき約10㎏ほど入っています
だから
包装資材もほぼ必要ありませんし
コンテナだから何度でも
繰り返し使えるんです!
それに
購入後のコンテナは
トマトハウスまで
ご返却いただくんですが
その際に地域のお客さまと
いろんなお話をしたり。
こういう時間がお客さまとの
交流に繋がったり、
地域との繋がりを深めたりと
とてもいい時間になっています。
※現在、新規のお客さまの
受付は停止しております
やっぱり農業ってその地域と
ものすごく深く繋がってる
産業なんですよね。
地域の人々が地域の野菜を食べる
機会に繋がったり
地域の人同士が繋がったり。
野菜をきっかけにそういう
輪が広がり
地域の人々も生産者も笑顔になれる。
農業が持続可能な産業として
やっていけるのも
野菜を栽培できる場があるから。
SDGSの17つある目標の12番目
「つくる責任 つかう責任」
があります。
一生産者として自らが栽培した
野菜の品質に責任を持つことは
当たり前だけど
栽培した野菜の行く先にも
可能な限り責任を持ちたい。
だって
私たちが栽培した
全てのトマトたちは
私たちにとって
我が子そのものだから。
高知から愛とまごころをこめて。