価値観も常識も人の数だけある

織田トマトの日々

自分の価値観が絶対ではない

今日はそんなことを感じた
ある日の高校野球の話。

 

自分の人生をとことん楽しむ
大人で溢れる世の中にする

ことをビジョンに

エネルギー溢れる真っ赤な太陽
のようなトマトを通して

細胞が喜び命が輝く
大空と大地の愛を繋ぐ天使💛

織田トマトの織田茜です。

今年の夏の高校野球も
佳境に入ってきましたね。

 

各地の代表校の球児のみなさんには
残りの試合を思い切り楽しんで
もらいたいなぁって思っています。

 

ところで

毎年高校野球では試合の合間合間に
過去の熱戦を取り上げることが
よくありますが

私が記憶に残る熱戦のひとつと言えば
やはり高知県代表の明徳義塾高校と
石川県代表の星稜高校の試合でしょうか。

 

そう

あの“5打席連続敬遠”が起きた試合です。

 

 

 

当日の試合はもちろん
試合以降も連日マスコミによる
報道や記事も相次いで

子どもながらにいろんなことを
考えさせられることがありました。

 

その中で私が一番情けなく感じたのが
当の球児たちを置き去りにして
外野が騒ぎまくってる姿です。

 

5打席連続敬遠については
各高校の球児たちをはじめ
いろんな方がそれぞれに思うことがあり
その想いもそれぞれだったと思います。

 

そして

試合を観ていた人それぞれにも
いろんな想いや意見がある。

 

それで全然いいと思うしそれが当然です。

 

だけど

それを他人に押し付けるのは
違うんじゃないか。

 

ましてや

それで相手を必要以上に傷つけたり
日常生活の妨害をするのは
もう全く別の話なんですよね。

 

 

試合中のスタンドへ物を投げ入れる行為や
試合以降、通常業務ができなくなるくらいに
電話をかけまくって延々と
苦情や暴言を言いまくる。

 

メディアを通して目にする
そんな大人の姿に子どもの私は
もううんざりしてました。

 

もちろん、私自身も高校野球の
「一生懸命さ」だったり
「ひたむきさ」だったり
そういったところに心が揺さぶられ
いつも感動させられます。

 

だけど

一生懸命とかひたむきさだって
それぞれですよね。

 

あの試合においても

敬遠をしなかったことを
「勝負から逃げてなくて素晴らしくて」

敬遠をしたことが
「勝負から逃げて卑怯だ」

ってただのひとつの価値観でしかない。

 

敬遠しなかったことにも
敬遠したことにも
それぞれのチームの考えがあり
その考えにおいてそれぞれに
ひたむきに一生懸命にやっただけ。

 

 

それに

高校野球に一生懸命さやひたむきさを
求めることだって
見る側の一種の勝手な価値観
だったりもする。

 

そして

ここ近年においてもいろんな事件や
ニュースを目にするたび思うのは
それを騒ぎ立てているのは

渦中の人々よりもむしろ他人
なんですよね。

 

もちろん

私自身も完璧な人間ではないから
芸能ニュースとか見て楽しんだり
することはあるし
私の言動が誰かを傷つけたり
していることはあると思う。

 

だけど

人はみんな違っていて
私の常識や価値観が全てではない

 

そんなことを肝に銘じながら
いろんなことを目にするように
しています。

 

そして

この時期の球児たちには
試合に勝っても負けても

「今日ここに来て良かった」

そう心から思えるよう
試合をとにかく楽しんでほしい。

 

そんなことを思いながら
一視聴者として今年も応援しています。

 

 

高知から愛とまごころをこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々
愛∞無限大|織田トマト