「手あれ」のために農家の私がやっていること

美容&健康

冬場の悩みと思われがちな「手あれ」

でも職業的に夏も手荒れに悩む方も多いですし
ご時世柄、季節関係なく悩む方も増えてきています。

そしてそれは暮らしの中のちょっとした工夫で
改善できるかもしれない。

今日はそんなお話。

 

「自分を生きる」と決めたあなたを
大空と大地のエネルギーたっぷりのトマト
で応援する織田トマトです。

 

農家になって改めて実感すること。

 

それは、農家って

手指の乾燥や手あれに
直結することばかりなんです💦

 

例えば

土に触れたり
長時間の紫外線を浴びたり
水を多用したり。


先日の定植(苗を植える)の時。手袋をしていても、何千回と繰り返すと終わった後は、手が乾燥し、皮が剝けています。

 

だから手荒れに悩む農家さんも
結構多いんです。

 

じゃあ私はどうしてるかというと
毎日ハンドクリームを塗りまくってます(笑)

あとは、紫外線対策で日焼け止めも欠かしません。
トマトハウスでもこまめに塗りなおししています。

 

そして、ハウスにいる時以外でも
普段から手を洗ったら

ハンドクリームを塗るまでが手洗い

という意識でいます。


ここ数年、普段のハンドクリームは『アトリックス エクストラプロテクション』を愛用。水仕事にも強く、塗った後もベタつかないのがお気に入りです。

 

そうは言っても

なかなかこまめに塗れない
ことってありますよね?

 

そんな方にぜひともおススメしたいこと。

 

それは

手を洗う場所に
ハンドクリームを常備する

 

我が家では

キッチン、お手洗い、寝室に
ハンドクリームを
それぞれ常備しています。


キッチンに置いてあるハンドクリーム。隣にはブレンダーがあります(笑)

 

もちろん、トマトハウスに持参する
用具入れのカゴにも入れていますし
外出する時はバッグにも入れています。

 

というのも、手を洗った時に
ハンドクリームが無いから

「今回は塗らなくてもまあいっか」
になるわけで

そこにハンドクリームがあれば
無理なく塗れるんです


寝室に置いてある寝る前に塗るハンドクリーム。最近は『ユースキン』を愛用しています。冬場は塗った後にシルクの手袋をしています。

 

ってなんかえらそうに書いてますが
これは化粧品会社時代からの習慣なんですよね(笑)

もうそれこそ20年はこれをやってますから
既に当たり前になってるんです。

 

私は化粧品会社時代に「肌の専門家」として
大人だけじゃなく子どものスキンケア指導も
やってました。

そこでご一緒していた小児皮膚科医の先生が
絶妙なことを言っていたんです。

 

それは

塗らない薬は効かない

 

これってまんまハンドケアにも当てはまるんですよ!

 

ハンドケアはとにかく

塗る量と回数が肝心!!

 

これって乾燥具合も人それぞれだし
人によってもその日の肌状態はそれぞれ違う。

だから適量ってあるようでない。

 

自分の肌が乾燥せずにうるおう量と回数が
最もあなたの適量なんです。

 

あとね、ハンドケアで大事なことは
ハンドクリームを塗ることもだけど

手の拭き方!!

 

手の甲や手のひらを拭くのはもちろん
手首や指、指と指の間
清潔なタオルやハンカチなどで
しっかり水分を拭き取ってあげること。

それだけでも手の乾燥ケアに繋がります。

 

それに、普段からハンドケアの
習慣がついていると

肌状態が整っている分
いざという時のダメージを
小さくしてくれるんですよね。

 

例えば、私は普段は手袋をして
農作業してますが
作業によっては素手でやることもあります。

 

その時にいろんなものが手に塗ってあると
不都合がある場合もあるので
全く何もつけずに作業するんですが
そんな時でもわりとヘッチャラなんです。

 

ぜひ日常のひと工夫ですこやかな手肌を育てましょう!

 

高知からまごころこめて。

 

Farmers are all about things that are directly related to dry and rough hands💦.

For example, touching the soil, prolonged exposure to UV rays, and heavy use of water.

So what do I do? I apply hand cream every day.

I also use sunscreen to protect against UV rays.
Even in the tomato house, I frequently reapply it.

And I always wash my hands after I wash them, even when I am not in the greenhouses, until I apply hand cream.

Even so, it is sometimes difficult to apply hand cream frequently, isn’t it?

I would like to recommend something to those people.

Keep hand cream in places where you wash your hands.

In our house, we keep hand cream in the kitchen, bathroom, and bedroom.

Of course, I also keep it in the basket of tools that I bring to the tomato house, and in my bag when I go out.

When I wash my hands, I don’t have any hand cream, so I don’t have to apply hand cream this time, but if I have hand cream, I can apply it without any difficulty.

I know I sound like a big guy, but this has been my habit since I was working for a cosmetics company.

I have been doing this for 20 years now, so it has already become the norm.

When I was working for a cosmetics company, I was a “skin specialist” and taught skin care not only to adults but also to children.

A pediatric dermatologist I was working with there told me something exquisite.

He said, “Medicine that is not applied does not work.

This applies to hand care as well!

The key to hand care is the amount and frequency of application!

Everyone’s skin condition is different, and everyone’s skin condition is different on any given day.

Therefore, there is no such thing as the right amount.

The amount and frequency that will moisturize your skin without drying it out is the most appropriate amount for you.

Also, in hand care, applying hand cream is one thing, but wiping your hands is important!

Wipe the back and palms of your hands, as well as your wrists, fingers, and between fingers with a clean towel or handkerchief to thoroughly wipe away moisture.

That alone will help take care of dry hands.

Besides, if you are in the habit of taking care of your hands on a regular basis, your skin condition will be in good shape, which will reduce the damage in case of an emergency.

For example, I usually wear gloves when I work on the farm, but sometimes I use my bare hands for some tasks.

If my hands are coated with various substances, it may cause some inconvenience, so I work with nothing on my hands at all.

Let’s try to keep your hands healthy by making some adjustments in your daily life!

Sincerely from Kochi, Japan.

 

※2023年現在も私の日頃のハンドケアは
『アトリックス エクストラプロテクション』がメインです。

ドラッグストアでは多少お高目な価格ではありますが
べたつかずそれでいてしっかり保湿してくれます。

台所仕事など繰り返し水を使う主婦には
抜群に使いやすいですよー(^^)

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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