トマトのおいしさは嗅覚で味わう

織田トマトの日々

香りが人に
あたえる影響は

私たちが思っている
以上に大きい。

今日はそんな話。

 

「自分を生きる」

と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する

織田トマトの織田茜です。

 

コロナ渦が続く中
香水などの「香りのチカラ」が
とても注目されています。

また

AIを使った香りのデータ化も
され始めていて

最近では

レモンの香りを嗅ぐと
映像の動きが遅くなる

という研究結果も発表されました。


レモンの香りで動きがスローに 嗅覚と視覚の関係を発見』(朝日新聞デジタル)より引用

 

人間には

嗅覚、聴覚、視覚、味覚、触覚
の五感があるけれど

それぞれの感覚が
単体で働くのではなく

互いに影響をし合う
ってことなんですよね。

 

それは食べる時にも
言えることで

「味がいい」
ってよく言うけれど

味って味覚だけで
感じてるんじゃないんです

 

じゃあ一体何で「味」を
感じているのかというと

 

味覚と嗅覚
で感じてるんですよね

 

それがよく分かるのが

花粉症や風邪などで
鼻が詰まった時。

 

そんな時に食事をすると

味が感じられなくて
ぜーんぜん物足りなかった

なんてことありませんか?

 

しかも

人間の五感の中でも
圧倒的にセンサーが多いのが嗅覚。

味覚のセンサーは
五味(甘み、うまみ、塩味、酸味、苦み)
を合計しても24種類。

それに対して

嗅覚は400種類も
センサーがあるんです。

においの科学のウソ・ホント(東京大学大学院農学生命科学研究所応用生命化学専攻生物化学研究室)』を参照

 

 

ということは

おいしいと感じるためには
味覚ももちろん大事だけれど

香りが無ければ
それも味わえない

ということなんですね。

 

そう

おいしく食べるには
香りが不可欠!!

 

ところで

最近では
おいしいトマトって言うと

トマトのお尻部分に
白い放射線状のしるしが
出ているものが有名なんだけど

以前ブログに書いたように
スターマークはそんなに
くっきり出てないけど

とにかく甘くて
おいしい香りがする
トマトっていうのもあるわけ。

「スターマークがあればおいしいトマト」だとは言い切れない!?これまでの目安が時に目安じゃなくなる時もある
トマトたちが発するさまざまなサインに耳を傾け、目をくばり、この子たちが持つ無限大の魅力を活かしてあげたいと思っています。

 

逆に

スターマークが
しっかり出てるけど

香りがほとんどしないトマト
っていうのもある。

 

そんなことを
以前SNSに書いたら

お客さまから

先日

いつも行ってるお店に

スターマークがしっかり

出てるトマトがあったから
買ってみたけど、

トマトの味が

全くしなかったです。。。

 

っていうコメントを
もらったんです。

 

私たちもお客さまに
トマトをお届けする時に

トマトたちに表れている
「おいしいしるし」
を手掛かりにして
詰め合わせています。

 

先ほどお伝えした
スターマークはもちろん

グリーンベースや
色味やハリ、艶などなど

おいしいしるしって
たくさんあるんですね。

 

その中でも
このしるしに関しては

絶対的なものだと
感じるものがあります。

 

それがまさに

香り」なんです。

 

もちろん

栽培方法や品種の違いも
それぞれだから
一概には言い切れないけれど

 

織田トマトに限って言えば

香りは嘘をつかない

って思ってる。

 

それくらい香りへの
信頼は高いです。

 

織田トマトでは
8月に植えた苗が

12月くらいには
実をつけはじめるんですが

年明けになると
一気にトマトハウス中が

トマトの甘くておいしい
香りで満ちています。

生トマトが苦手な妻の私ですが
この香りは格別!!

 

香りって
先ほどお伝えしたように

味の決め手になる
大事な要素ですが

気持ちへの作用も
こんなに大きいんだ!

って感じます。

 

お客さまに
お届けした時にも

いちばん最初に
喜んでくださるのが

箱を開けた瞬間に
中から飛び出す

トマトの芳醇な香り
なんです。

全国発送まであと約4ヶ月。

ぜひお楽しみに
お待ちいただけたら嬉しいです。

 

高知からまごころこめて。

 

トマトの魅力「色」について書いた記事はこちら↓

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鮮やかな野菜の色は見てるだけで元気になる!野菜の色が持つチカラを取り入れよう。

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織田トマト

【夫:織田康嗣】
高知県立高知東高等学校卒 

2017年 新規就農してトマトの栽培を始める

幼い頃、週末に父親の実家がある佐川町に、田んぼの手入れに来ていた。
平日はサラリーマンとして働く父親は普段全く笑顔がなかったが、週末の田んぼで汗を流す時だけは、驚くほどとびきりのいい笑顔をしていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うようになり、そんな時に頭に浮かんだのは、かつて父親が楽しそうに田んぼをやっていた姿だった。

「仕事もプライベートも自分の人生をまるごと謳歌する大人を増やす」べく、命の源である食を支える農家になることを決意。

世の大人たちを細胞からエネルギーで満たす生命力が高いトマトを届けようと日々励んでいる。

【妻:織田茜】

中央大学法学部卒 

都内の化粧品メーカーで「肌の専門家」として年間2,000人以上の肌相談に対応。社内外で美容や応対の教育指導にも従事

夫と共に高知に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培している。

織田トマトの日々
愛∞無限大|織田トマト