コロナ禍になってから
地方移住される方が増えている。
そんなことをニュースやネット
でよく目にします。
今日はこれからの時代の
移住の在り方について
私が思うことを書いていきます。
自分の人生をとことん楽しむ
大人で溢れる世の中にする
ことをビジョンに
エネルギー溢れる真っ赤な太陽
のようなトマトを通して
細胞が喜び命が輝く
大空と大地の愛を繋ぐ天使💛
織田トマトの織田茜です。
私が高知に移住した8年前から
地方移住はひとつの選択として
わりと言われていたけど
コロナ禍になってからそれが
より加速しているんだなぁって感じる。
もちろん
まだまだ東京は他の自治体に比べて
圧倒的に転出者よりも転入者が
多いのは変わらないけれど。
それでも
転入者の数が統計を取り始めてから
最も少ない人数になってる。
そして
東京から高知に移り住む方も
以前よりもどんどん増えていて
増加率では全国で3番目に
多いんだそう。
これはコロナ禍になってから
働き方が一気に変わった
っていうのがすごく大きいよね。
これまでだったら出勤するのが
当たり前だったから
通勤しやすい便利な都心に
暮らしていたけど
通勤しなくてもよくなったら
どこに住むかの優先順位も
当然変わってくる。
そして
地方関係者の多くは
これをよく「定住」に繋げようと
考えがちだけど
移住者の私からすると
いきなり「定住」って
ハードルが結構高いんです。
もちろん
今は全国的に人口が減ってきて
しかも若い人がどんどん減ってるから
その地域を維持するためにも
定住を望むのもすごく分かる。
だけど
人生100年時代って言われる中で
20代とか30代とか若い世代が
「もう一生ここで暮らします」
なんて人生の終活のような
決断なんてできないよね?
だから
いきなり「定住」を持ちだして
縛り付けようとするんじゃなくて
ふらりとやってきた方を
さらりと迎え入れて
居心地よくて気がついたら
住み着いてたくらいになるのが
お互いにちょうどいい気がする。
それに
定住じゃなくても
流動的な人の流れが絶えずある
そんな場所の方がこれからの時代
すごく魅力的な気がする。
都会の喧騒から離れて
地方でリフレッシュして
また都会に帰る若者がいたり
都会に憧れて出て行った
地域の子がいつしか帰ってきたり。
各地を転々としてる方が
やってきてはまた別の場所に旅立ち
その中には気がついたら
住人になって家族ができたり。
そんな風に人の流れが
絶えずある場所になる。
やっきになって少ないパイを
各地の自治体が奪うように
定住を目論むことより
そんな軽やかさが
訪れる人にも迎え入れる地域にも
これからの時代は合っている。
移住者として地方で暮らす私は
そんなふうに思っています。
高知からまごころこめて。