農家の腰痛対策!楽に農作業するために私がやっている3つのこと

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

冬になるとトマトたちのお世話や収穫でバタバタするため、

お恥ずかしいですが丁寧に家事をする時間がどんどん減っていきます。

料理もそのひとつ。

だから、冬から春先の織田家の定番はお鍋。

大家さんやご近所の方にいただいた白菜や水菜などをたっぷり入れて素材の栄養をまるごといただき農作業に精を出します。

農家になってみて感じたのは、同じ作業をする時間が長いなぁということです。

例えば、私たちトマト農家の主な農作業は、下葉かき、誘引、脇芽取り、収穫です。
下葉かきが始まれば数日にわたってずっと同じ姿勢でその作業をやり続けます。

體にとって同じ姿勢が続くことは、その部位に大きな負荷をかけたり、凝りにつながります
すると、體のあちこちに痛みが出てくることもあります。

そのひとつが、腰痛

農家でなくてもただでさえ日本人の多くが腰痛に悩まされていると言われますが、特に農家は腰痛を感じ悩んでいる方が多いんじゃないかと感じます。

私自身、中学生の時にギックリ腰を経験し、これまで腰痛に悩まされることが何度かありました。
今では、普段は腰痛に悩まされることなく過ごせています。

けれど、11月下旬から今シーズンの収穫が始まると、久しぶりの収穫作業で腰の筋肉が悲鳴を上げてしまいました。

収穫作業は、中腰や前かがみになることが多く、腰に負担がかかりやすい作業です


葉っぱの奥に収穫するトマトがある時はこんな中腰の姿勢になります


収穫するトマトが掌に収まらない大玉サイズの時は、しっかり腰を落として収穫することもあります

私も今期の収穫が始まって、2~3日ほど腰の痛みが続いたでしょうか。
その後は、體も収穫作業に慣れ、毎日元気に収穫することができています。
こういうことを経験すると、やっぱり健康が第一だなぁって実感しますね!

では、私が腰痛をはじめ體の負担を軽減しながら、毎日元気に収穫やその他の農作業をするためにやっている3つのことをご紹介します。

1.農作業前に體をほぐす(約10分)

私は毎日農作業する前に、10分弱ほど體をほぐしています。

ほぐし方は、後述する本に載っている「コアほぐし」というものです。
体幹や甲冑骨、股関節といった體の核となる部分をほぐすことで、動きやすい體をつくります。

全メニューをやっても2分くらいででき、動きも難しくなく取り入れやすいのが続いている秘訣だと思います。

実際に、このコアほぐしをやることで、農作業の際に體が動かしやすくなり、週に2~3日行っている筋トレも効果的にできるようになりました。

このコアほぐしの後に、甲冑骨周りを個別に動かしたり、腕を前後に回したり、體の側面を伸ばす動き、腰の筋肉をほぐす動きを取り入れています。

2.筋トレ(約30~40分×週2~3日)

私は「スロトレ」という筋トレ方法を取り入れています。
スロトレとは、筋肉に力を入れ続けながらゆっくりエクササイズすることです。


DVDもついてるので動きも確認しやすい!いろいろ手を出してもやっぱり私はこれに戻ってきます

特別な器具もいらない、簡単な動きでできる、一人でもできる、自宅でできる、誰でも取り入れやすい筋トレ方法です。

この本の完全版スロトレ(約10分)に加えて、パーツ別のスロトレやエクササイズを加えた30分~40分ほどの筋トレを行っています。

完全版スロトレの中に、スクワットが入っているのですが、これについては、トマトハウスに出勤した際、體をほぐした後に、週2~3日で行っています。

私は、スロトレを始めて数日で體の体幹を使えている感覚を実感しました。
(その時、トマトハウスの屋根を洗う作業を始めた時だったので、高い場所で体幹をしっかり使い安定を保つ上でもかなり助かりました!)

その後、1ヶ月程経って、全体の筋肉がしっかり働いてくれているような、それぞれの筋肉の存在感を感じ始めました。

そうなると、やっぱり嬉しいんですよね!

それでいて、筋肉がちゃんと働くようになると農作業も楽になるし、いいことづくめです。

3.寝る前のストレッチ(約2分)

このストレッチも、前述の『スロトレ』に掲載されているものをやっています。
上半身、下半身、体幹全面、背面の筋肉を伸ばすことができます。

ストレッチのいいところは、體のこわばりをゆっくり伸ばせることはもちろんですが、寝る前に行うことで體の筋肉がリラックスした状態で就寝できるので、安眠に繋がりやすいんです。

ストレッチをする際に、呼吸も意識して行うと、より安眠効果を高めてくれると思います。

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以上が、私が現在やっている、≪自分が楽に農作業ができる≫ための3点セットです。

ところで、私が、前述のコアほぐしや筋トレを始めたのは、今年の10月からです。
その目的はそもそも「ダイエット」でした(笑)

完全版スロトレは全部で5種類の動きをそれぞれ1~10回、自分の状態に合わせてやるのですが、最初は全くできず。。。

もともと體もものすごく硬いので、全然手も上がらないし、回数も1回やっただけですごくしんどく感じ、5回にすら届かないという状態。

ですので、最初の1ヶ月は、完全版スロトレ(5種の動きを5回)だけをやり、まずはスロトレをやり続けられるための體づくりから目指しました。

それと同時に、コアほぐしを平行してやり、2か月目に入ってようやくスロトレをやれるだけの基礎が體に整うようになりました。

現在は、完全スロトレ版は、5種の動きを各8回、パーツ別スロトレについては、パーツによって回数を都度調整しています。

そして、これをやる上で、私が最も大事にしていることは「完璧を目指さないこと」。

私は生来、怠け者ですので、コツコツ続けることがとっても苦手です。
それに面倒くさがりでもあるので、筋トレしたくない時もあります。。。

そんな時は、その日は止めて翌日にやったり、30~40分のバージョンではなく完全版スロトレの10分間だけやってみたり。
そんなふうにして、「とにかく続けること」を最優先にしてやっています

私もやり始めてやっと3ヶ月目に入りました。
続けているからこそ、どんどん體の変化を感じ、農作業もますます元気に楽しくやれています。

もし同じように農作業の體への負担でお悩みの農家さんがいらしたら、少しでもそのお悩みが軽くなるようにこのブログがお役に立てれば嬉しいです。

腰痛対策については、こちらの記事もぜひあわせて読んでみてください。

農家の腰痛対策!腰痛に悩む農家こそ○○をちゃんと摂ろう
農家あるある??私もつい農作業に夢中になって忘れてしまったり後回しにしてしまったり。。。農家のみなさま、お互いに意識して○○していきましょうね!
細胞が喜び命が輝く大空と大地の愛を繋ぐ織田トマト

【夫:織田康嗣】

1982年 高知生まれ 高知県立高知東高等学校卒 
2017年 新規就農してトマトの栽培を始める

幼い頃、週末に父親の実家がある佐川町に、田んぼの手入れに来ていた。
平日はサラリーマンとして働く父親は普段全く笑顔がなかったが、週末の田んぼで汗を流す時だけは、驚くほどとびきりのいい笑顔をしていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うようになり、そんな時に頭に浮かんだのは、かつて父親が楽しそうに田んぼをやっていた姿だった。

「仕事もプライベートも自分の人生をまるごと謳歌する大人を増やす」べく、命の源である食を支える農家になることを決意。

世の大人たちを細胞からエネルギーで満たす生命力が高いトマトを届けようと日々励んでいる。

【妻:織田茜】

1978年 鹿児島生まれ 中央大学法学部卒 

都内の化粧品メーカーで「肌の専門家」として年間2,000人以上の肌相談に対応。社内外で美容や応対の教育指導も手掛ける。

夫と共に高知に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培している。

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