南米が原産地のトマト。実は日本の暑い夏が苦手な作物です

織田トマトの日々

今日は全国各地、
30℃を超えるような暑さでしたね!

織田トマトハウスでもあまりの暑さに
今年初めての遮光カーテンの機能を使用しました。

これだけで、37℃あったハウス内が
33℃まで気温が下がりました。


「33.3℃」!思いがけないエンジェルナンバーに思わず写真を撮りました(笑)

※画面の赤い折れ線グラフが
ハウス内の気温を指しています

ビックリ!!

 

でも、私たちはトマトがすくすく育つには

とにかくお日さまの光が大事!!

だと思っているので、ほとんど使いません。

 

今日は私たち夫婦の
熱中症予防ということから
致し方なく使いましたが、

こんな暑い時間帯は
農作業を避ける

という方法もこれからの季節は
考えていくことが大事だなぁと思っています。

 

高知県にあるお酒と歴史の町・佐川町で
【愛、無限大】をテーマに

大空と大地のエネルギーを
トマトを通してあなたに繋ぎ
輝く人生を応援する

「運気が上がるトマト」
織田トマトの織田茜です!

 

ところで、トマトって南米が原産だから

とにかく暑い場所がいい!

と思われがちですが、
実はそうではないんです。

 

南米は南米でも育ったのは
アンデスの高山地帯。

この地域の特徴は日中は最高でも
25℃くらいの気温なんです。

一方、夜間はというと10℃くらい。

 

そう、

日本の夏よりも
実は涼しいんですよね。

 

そして、日中と夜間の気温差が
しっかりあります。

トマトは日中は
お日さまの光を浴びて
光合成により糖分を作ります。

夜間は光合成ができなくて
呼吸のみになるため糖分を消費します。

けれど、夜間の気温が低く
寒暖差がしっかりあれば、
夜間の糖分の消費が抑えられ
糖分をしっかり蓄えることができます。

だから、結果的においしいトマトに育つんです。

むしろ、気温が30℃を超えると
花粉や花の形成に異常が起きてしまいます。

※ハウスの最高気温が35℃以上、
平均気温で26℃以上になるとその影響が
顕著に表れると言われています

また、それに味わいだって
味が単一になりやすく
ぼやけた味わいになってしまうんですよね。

 

だから、
日本の猛暑と呼ばれる
夏の暑さは私たちだけじゃなく

トマトたちにとっても
かなりしんどいものなんです。

 

それでも、やっぱり長雨が続いて
お日さまが見えない時からすると
光を浴びられるってすごくエネルギーを
分けてもらってる気がします。

私たち夫婦もしっかり熱中症対策をしつつ
もうしばらく今シーズンのトマトたち
のお世話を続けていきます。

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々