「新鮮」だけが野菜のおいしさじゃない。フルーツトマトの「追熟」という楽しみ方

織田トマトの日々

採れたての「新鮮」な野菜。

そう聞くと
瑞々しくておいしい
ってイメージがありますよね。

実際に、私も採れたての茄子を
ただ切って少しの醤油を垂らして
炒めただけのものがあまりにも絶品で
悶絶した経験があります。

けれど、野菜には「新鮮」だけじゃない
いろんな食べごろがあるんです。

そんなことについて書いていきます。

 

高知県にあるお酒と歴史の町・佐川町で
【愛、無限大】をテーマに

大空と大地のエネルギーを
トマトを通してあなたに繋ぎ
輝く人生を応援する

「運気が上がるトマト」
織田トマトの織田です!

 

野菜って言うと

新鮮であればあるほど
おいしいものなんだと
私は思っていました

 

そんな私の概念を
ひっくり返したもの。

それこそ我が子である
トマトでした。

トマトも、一般的な大玉トマトのようなものだと
新鮮なものがやはりおいしいと思います。

けれど、私たちが育てているような
フルーツトマトの場合はちょっと事情が
違ってきます。

 

私たちが育てているフルーツトマトは
一般的な大玉トマトの品種を
与える水分を調節することで

小ぶりで糖度が高く濃い味わいの
トマトに育てたものです。

品種にもよるので一概には言い切れませんが
水分を絞って育てると、
水分を逃がさないように
自ずと皮が厚くなっていきます。

 

だから

一般的なトマトに比べると
皮が厚くてしっかりしている

のが特徴です。

 

織田トマトでは、直送でトマトを
お届けする場合には
季節によっても違いはありますが
ある程度赤くなった状態で収穫し発送します。


季節にもよりますがだいたいこのくらいの赤さで発送しています(熟れるのが一気に早まる4月下旬以降には、もう少し赤みが落ち着いた色合いでの収穫、発送です)

 

お届け直後に召し上がっていただいても
十分おいしく感じられる状態で発送していますが
フルーツトマトだからこその
楽しみ方もあります。

 

それは「追熟」です。

 

追熟とは

トマトを数日
そのまま置いておくことです

 

実は、作物は収穫した後も
呼吸をして生きています。

 

生きるためには私たち人間もそうですが
エネルギーが必要ですよね。

そのため、収穫された後の野菜は
蓄えられている糖分などを使って
生きながらえているんです。

その際、水分も蒸発してしまうので
野菜は新鮮なうちがおいしい
とよく言われますし

実際に水分が十分ある状態の採れたて
の野菜はやっぱりおいしいです。

 

けれど

この水分の蒸発を適切に防ぎ
その野菜の状態に合った保存方法

をすれば

収穫直後の新鮮さとはまた違った
その野菜の別の魅力

を楽しむことも可能なんです。

 

そして、フルーツトマトは
「追熟」という方法で

収穫直後よりも酸味が抜けていくことで
より甘みを感じられ濃い味わい
を楽しむことができます。

 


我が家で常温でしっかり追熟したトマトたち

 

では、適切な保存方法とはどんな方法なのか?
それをこれからご案内していきますね。

 

織田トマトのフルーツトマトの
直送期間は1月~6月上旬頃です。

トマトは15℃~25℃の温度帯で
追熟しますので
常温で置いておくことを
おススメしています。

※織田トマトの直送期間は室内の気温が
まだそこまで高くなりすぎることはあまりないと思いますが
夏の時期などは冷蔵保存をおススメします。

 

もしも召し上がる日が大分先でしたら、
その時は冷蔵庫(野菜室がおススメ)で保管しておき、
食べる1日~2日前には常温に戻されると
フルーツトマトならではの
甘みや濃厚さを感じやすくなります。

 

冷蔵庫で保管する場合には
野菜用の保存袋に入れておく
水分の蒸発も防げます。

トマトは収穫後も「エチレンガス」という
成長を早める成分を放出している野菜です。

そのため、冷蔵庫や野菜室に
そのまんま入れていると
一緒に入っている他の野菜などが
影響を受けてしまうので

保存袋に入れておくというのは
他のお野菜の影響を
防ぐことにもつながります。

(ラップに1つずつ包むのもおススメです)

 

また、保存する際は

トマトのヘタの部分を下にしておきましょう

理由は、トマトはお尻の部分が柔らかいので
重みで実がつぶれるのを防ぐためなんです。


こんな風に「ヘタを下に」して置いておくのがおススメです

 

ところで、フルーツトマトは
水分を絞って育てるため
蓄えた水分を逃がさないように
皮が厚くなるとお伝えしましたが

だからこそ、一般的なトマトに比べて
水分の蒸発がしにくい
というメリットがあります!!

さらには、水分を絞っているからこそ

一般的なトマトに比べて
長持ちなのも嬉しいメリット
なんです。

 

織田トマトをご購入くださるお客さまの多くが
「追熟」したフルーツトマトの味わいを
楽しんでくださっています。

特に、追熟に関しては他のトマトに比べても
フルーツトマトが最も手軽に楽しめるかと思います。

 

あなたもフルーツトマトを
手にされましたら
ぜひ、追熟という楽しみ方で
味わってみてくださいね。

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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