「移住」支援と「農業」支援について思うこと

織田トマトの日々

あなたが
大切な誰かの
希望を叶えるために

自分にできる
サポートを
しようと思ったら

まず最初に何をしますか?

相手の

状況や
タイミングによっても

自分にできることは
変わってきますが

まずは

ここがあってこそ
本当の意味での
支援になるんじゃないかと

そんなことを
最近感じた出来事が
あったので

今日はそのことについて
書いていきます。

 

高知県にあるお酒と歴史の町・佐川町で
【愛、無限大】をテーマに

大空と大地のエネルギーを
トマトを通してあなたに繋ぎ
輝く人生を応援する

「運気が上がるトマト」
織田トマトの織田茜です!

 

私たちは
2014年に
高知県に移住し

2017年にトマト農家
になりました。

移住や就農って

結構テレビでも
雑誌でも
取り上げられているので

イメージが湧く方も
多いんじゃないかと
思います。

 

実際

コロナ渦によって

これまでの
働き方や
暮らし方に

大きな変化が起き

人生において

自分自身が
何を大事にしているのか

ということに

改めて気づき

これまでの
ライフスタイルを
大きく変えた

そんな方もいらっしゃる
かと思います。


高知に移住するまで毎日のように通っていた職場がある東京・表参道。私にとってこのアニヴェルセル表参道は表参道にいるって実感できる場所のひとつです。

ところで
これまで慣れしたんだ
生活から

新しい未知の世界に
飛び込むって

結構勇気が
いったりしますよね。

 

もちろん

人によっては

ワクワクが止まらない

という方も
いるとは思いますが

未知の世界に
飛び込む
カウントダウンが

迫ってくれば
くるほど

不安や心配の方が
大きくなる

方が人は大半だと
思います。

 

それは

移住とか

新しく農業を始める

ということも
そうなんですよね。

 

だからこそ

自分がやりたいと
思っている
ことに対して

既に実践されている方の
経験談を直に聞いたり

ニュースや
雑誌などを通して

それを知ることが
できると言うのは

その不安を和らげる
大きな効果がある

と思います。


写真は高知駅前。駅前にある坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の像がみなさまをお迎えしています。

 

そして

それは

これまで

農業とは
全く畑違いの
業界で生きてきた

私たち夫婦にとっても
そうでして。

 

国や県などの
機関を通して

先輩農家さんたち
の話を聞いたり

就農モデルや
プランを

提示していただけた
ことは

これからの
自分たちの

農家としての
未来を

具体的に
想像しようとした時に

非常に助かりました。


いろんな方のお話を聞いたり就農プランを元に就農計画を立て、晴れて2017年に就農しました

けれど

実際に農家になり

2年目
3年目

と時が経つと

就農当初とは

違う気持ちが
湧いてきて

やりたいことが
どんどん変わってきました。

 

そんな時に

以前

提示されたような

就農モデル

就農プラン

もう全く

嚙み合わなくなって
しまっているんです

 

けれど

新規就農者の
支援においては

いつまでも

就農モデル

就農プラン

をベースに
話をすすめようと

されることが
とても多いんですよね。

 

これまでの暮らしを
大きく変えてまで

地方移住

とか

新規就農

しようと思う方って

おそらく

他の誰でもない

自分たちにとって
大事なことを
大事にした

暮らしや
農業がしたい

って思われている方が
結構多いと思うんです。

 

だから

「移住」とか

「新規就農」

って

ひとつの言葉や
イメージに

くくれない

それぞれの

想いや
価値観が

きっと

そこにいっぱい
あるんですよね。

これだけ

多様性


いろんな分野において

言われている
現代なのに

農業においては

まだまだ

ひとつの型に
押し込もうと
しちゃうことが

なんだかすごく
もったいないなぁって
思うんです。

 

そして

そうなってしまう
最大の理由。

 

それは

目の前の相手が

何を望んでいるのかを
知ろうとしない

っていうことにあると
私は思っています。

 

それは

「農業って
こういうもの」

っていう

これまでの農業の
在り方が前提になった

支援になっているからだと
思っています。

 

でも

実際は

農家によって

考え方も
望む人生も

それぞれ

 

だからこそ

これから

新規就農を
考えている方々や

既に就農され

農ある暮らしを
謳歌するために
試行錯誤されている方々

をご支援される
立場におられるみなさまに
おかれましては

ぜひ

目の前にいる相手が

一体何を大事しているのか

どんな人生を送りたいのか

そのために
どんな農業をやっていきたいのか

そんなことに

まずはじっくりと

耳を傾けてほしいなぁと
思うんです。

 

目の前の相手が

自分の在り方を
大事にした
農業ができること。

 

それが

新規就農者の
定着や

地方への移住者の
定着に

繋がって
いくんじゃないかと

私は考えています。

 

大きな決断をし

農ある暮らしを
選択した
みなさまと

それを頼もしい応援で
サポートされる
みなさまが

よりお互いを理解し
心地いい関係を
築いていかれますように。

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々