今
命あることに
ただただ感謝する。
そして
この命を
精一杯
生きる。
この日を迎えると
そんな
想いとともに
一日を過ごします。
「自分を生きる」
と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する
織田トマトの織田茜です。
本日
8月15日は
終戦記念日
です。
私も
正午には
自宅で黙とうを
捧げました。
高知県出身の
漫画家で
『アンパンマン』
の生みの親
と言えば
やなせたかしさん。
戦争の時
兵隊として
戦地に行った際に
空腹
というのが
最も我慢できなくて
飢える
っていうことが
一番つらいこと
だと
感じたそうです。
だから
自分が
正義の味方なら
ひもじい人を
助ける
そんなヒーローを
描きたい!!
そんな想いで
生み出されたのが
アンパンマンを
はじめとする
キャラクター
たちでした。
高知と岡山を繋ぐ列車『南風』のアンパンマン列車にて。アンパンマン大好きな私は、子どもたちに混ざってアンパンマン顔のお弁当を買いました
人が生きる上で
いちばん
大事なこと。
それは
「食べること」。
食べること
に
ひといちばい
こだわった
やなせさん。
そんな
やなせさんは
高知県の
野菜をPRする
ための
キャラクターも
描いて
いらっしゃいます。
高知の野菜11人兄弟!残念ながらトマトはありません(こうち農に就く.netより)
ところで
トマトが
日本で
食用として
栽培されるように
なったのは
明治時代以降。
昭和になると
一般的な
野菜として
各家庭でも
栽培されるなど
かなり
広まっていました。
戦時中にも
トマトの
栽培のことを
書いた記事が
載っているんです。
この記事が
掲載されたのは
1944年(昭和19年)。
戦況が
一気に
合衆国有利
になってきた
頃のことです。
こんな記事を
見ると
戦時下に
おいても
人々は
何気ない日常を
大事にしていたこと
そして
懸命に生きた
ということが
伝わってきます。
戦争の被爆体験を
綴ったものに
『さいごのトマト』
という本があります。
被爆した
著者のお姉さんの
大好物。
それが
トマトでした。
もう
手の施しようが
ないとなった時
庭のトマトを
もいで
トマトを
急須に絞り
お姉さんの
口元に
持っていくと
ゴクゴクと
喉を鳴らして
「おいしい。おいしい」
と言って
飲み干し
そして
息を引き取ったそうです。
私たちが
生きる
この飽食の
時代は
トマト1個
なんて
特別なことでも
なんでもない
そう感じる方が
ほとんどだと
思います。
けれど
この
トマト1個が
命を繋ぐ
ことがある。
日本は
ありがたいことに
私たちの
ご先祖さまの
懸命な生きざま
によって
とても平和な
国になりました。
けれど
「食べる」
ということに
対する
支援を求める方も
多くいらっしゃいます。
食べることは
生きること。
だからこそ
この
人にとって
当たり前の
食べること
で
私たちが
できることがある。
そう思って
一昨年から
始めたのが
ひとり親
ご家庭さんへ
トマトで
「食べること」
を応援する
活動です。

夫婦ふたりの
小さな農家の
私たちに
できることは
まだまだ
小さなこと
です。
けれど
私たちが
今
こうやって
元気に
農業できているのも
ご先祖さまたちが
あの時代を
懸命に生き
バトンを繋いで
きてくれたからこそ。
そして
このバトンを
未来に繋いでいく
ために
私たちが
今できることを
少しずつ
やっていこう。
そんなことを
改めて感じた
8月15日の夜。
高知からまごころこめて。
ひとり親ご家庭支援
をされている
NPO法人ハッピーマムさん
についてはこちらを
ご覧ください。
