科学が発達した
この現代においても
私たち人間が
分かっていることは
ほんの一部。
そして
頭で分かることも
もちろん大事だけれど
検索すればいろんな
情報が一瞬で出てくる
この時代だからこそ
自分の感覚を研ぎ澄ます事が
求められるんじゃないか。
そんなことを
感じたお話です。
「自分を生きる」
と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する
織田トマトの織田茜です。
高知に移住する前は
化粧品会社の会社員で
農業に関する経験も
知識もゼロだった。
農家になることになって
いろいろ調べたり
勉強したりしたけど
その中でよく目に
ついたのは
「○○の野菜には◇◇が
こんなに含まれている」
っていう言葉。
例えば
トマトだったら
リコピン。
トマトにはリコピンが
他の野菜に比べて
こんなに含まれてるから
めっちゃ肌にいいよー
とかね。
確かにそうなんだけど
最近はそれよりも
数字にあまり表れない
栄養素の魅力
を感じるようになった。
そんなことを
この頃特に感じていたら
こんな記事を目にした。
『ビタミン、亜鉛、鉄分…野菜代わりにサプリを飲む人が知らない“根本的な間違い”』(プレジデントオンラインより引用)
私は専門家じゃないから
サプリがどうこうとかは
言えないけれど
この記事で私も日頃思っていた
ことが書かれていたから
気になって読んだんだよね。
それは
分析されていない物質のこと。
科学が発達した現代では
全てが数値やデータに
表れるって思いがちだけど
実はそうじゃない。
野菜などの食品においても
それは全く同じで
まだ分析されていない物質
があったり
今の測定方法では
数値を認識できない
ことだってある。
そしてそれらが
実は人間の體にとって
めちゃくちゃ大事だったりするわけ。
確かにほとんど水分とも言えるけど、農家をやってて感じるのは、測定の下限に届かない(だから表記では一見その栄養は無い様に見えるけど)、微量に含まれた栄養が、実はめっちゃ大事だったりするってことなんです! https://t.co/JqK9rNsQdG
— 織田茜|「織田トマト」 (@AngelAKANE1010) August 28, 2021
例えば
トマトってわりと
野菜の中では
栄養がいっぱいあるって
認識される野菜だったりする。
もちろん
「トマトが赤くなると医者が青くなる」
って言うように
トマトは実際に栄養豊富な野菜です。
一方
「最も栄養がない」
と言われる野菜としては
きゅうりがよく挙げられる。
確かに
「きゅうりってただの水分でしょ?」
って言う声もよく聞くんだよね。
↑きゅうりの栄養についてはぜひこちらをご覧ください。
私もお世話になっている酵素を製造されている
ケルプ研究所さんの記事です。
だけど
トマトときゅうりって
実は水分の割合ってほとんど同じ。
だいたい一個の
トマトやきゅうりに
占める水分の割合は
トマトが94%
きゅうりが95%。
フルーツトマトの場合は
育てる過程で
水分を絞ってるから
一般的なトマトに比べて
水分の含有量は少ないけれど
それでも85~90%くらいは水分。
じゃあ水分が多いと
栄養が無いのかっていうと
それは違う。
野菜の水分は
人間の體で言う血液と同じ。
それに水分ばっかりで
栄養が無いように見えて
しっかりあるんです。
というのも
人間には
タンパク質や炭水化物のような
體をつくり維持する上で
たくさんの量を必要とする
栄養素がある。
その一方で
1日に必要な摂取量は
少ないけれど
これがなくちゃ
體が正常に機能しない
っていう栄養素がある。
それが微量栄養素。
そして
さっき書いたような
まだ物質としては
分析されていないけれど
人間に不可欠なもの。
そういったものが
トマトをはじめ
それぞれの野菜には
ちゃーんと含まれてるんですよね。
そして
データで栄養を認識するのも
大事だけれど
自分の體が何を食べて
どう喜んでいるのか。
それをちゃんと感じるってことが
とっても大事だと思うわけです。
あなたと野菜が
もっともっと仲良くなって
ますます體が喜び
人生を謳歌されますように。
高知からまごころこめて。