人生には
始める決断もあれば
止める決断もある。
そして
止める決断は
次の始まりでもある。
今日はそんなお話。
「自分を生きる」
と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する
織田トマトの織田茜です。
私は本が昔から大好きで
月に5~10冊程は読んでいます。
ここ数年はkindleで購入する
ことが多かったんですが
最近はまた紙の書籍を
好んで買うようになりました。
今日も何気なくネット記事を
見ていると
大人女性におススメの本が
紹介されていました。
そのうちの一冊が
永松茂久さんの
『喜ばれる人になりなさい』。
こちらから引用
この本のタイトルは
著者の永松さんが
お母さまから教えられたこと
のひとつだそうです。
ところで
私たちは
日頃トマトを育てていて
思うことがあります。
それは
お客さまにとって
喜ばれるトマトでありたい
ということ。
今シーズンのトマトたちにこんなにたくさんの実がつきました!
モノやサービスを
提供する側なら
この考えは当然のことです。
けれど
「誰にそのトマトを届けたいのか」
「誰を喜ばせたいのか」
そんなことを
毎日毎日考えながら
ブログを書くようになって
よりその気持ちが
強くなっているのを感じます。
そして
ブログを書くようになって
同じように強く感じている
ことがあります。
それは
我が子であるトマトたちを
そんな喜ばれる場所に
ちゃんと送り出してあげたい
ということ。
そして
それが私たち親の役目
だと思っています。
でも
実際にこれまで
どれだけのトマトたちを
そういった場に連れて行って
あげられたかというと
まだまだ100%イエス
と答えるだけのことが
できていない
私たちがいるのも事実です。
でも
織田トマトたちの親として
私たちはこれから
もっとここを
大事にやっていきたい。
そう思うようになった
私たちは
これまでお世話になっていた
とある企業とのお取引を
今シーズンから
止めることを決めました。
その企業とは
人のご縁で繋がり
これまで全国各地の店舗と
織田トマトたちを
繋いでくれました。
私たちを担当してくださったYさんは
流通現場の
プロフェッショナル。
それこそ
とってもお世話になりました。
しかも
お人柄がとても魅力的で
企業の一社員である前に
ひとりの人間として
私たちと向き合ってくださり
生産者がちゃんと
生活していけること
をとにかく考え
行動してくださる方でした。
夫はこのYさんが担当して
くださったからこそ
これまでお取引していた
と言っても過言ではありません。
けれど
私たちもお取引を始めた時から
トマト農家としての在り方が
少しずつ変化してきました。
そして
担当者のYさんも
私たちのその変化を
少しずつ感じていたそうです。
その結果
このまま続けていくことは
お互いにとってベストではない
という判断を
することになりました。
とは言っても
これまでお世話になっていた
企業に代わるお取引先が
見つかったわけではありません(^^;)
それでも
こういう判断ができたことは
私たちにとって
とても良かった
そう思っています。
そして
改めて
私たちは素晴らしい方と出会い
一緒に仕事ができたんだなぁ
そう思うことができて
とっても嬉しかったです。
Yさん、本当にありがとうございました!
落ち着いたらまた飲みましょう。
高知からまごころこめて。