当たり前は有難い

織田トマトの日々

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

また、この度の能登半島地震において
被害にあわれましたみなさま
ならびにご家族様には心からお見舞いを申し上げます。

1日も早い復旧が各地で行われ、
安心して穏やかに過ごせますよう
高知からお祈りいたしております。

 

織田トマトでは昨年にトマトの収穫を迎えてから
一気に活気づいております。

というか、バタついてます(笑)

 

今年はとにかくトマトが熟れるのが早い!!

 

年末年始は市場が休みになるため
収穫も一旦お休みし
その間に真っ赤になったトマトを
年始に一気に収穫して出荷するのですが、

収穫しても収穫しても次から次へと
トマトが熟れて追いつかない(^^;

 

とは言いつつも、トマトたちが立派に実り
たくさん収穫できることは
とっても嬉しいことです🍅

ただ、この冬はやはり暖冬なんだとしみじみ実感します。

 

ところで、私には毎日の食事の際に
愛用しているものがあります。

 

それは輪島塗の漆器。

 

まだ東京で会社員をしていた時に
テレビで見た輪島塗に一目惚れをして
能登まで一人旅をした際に購入したものです。

 

あれから10年以上経ちますが、
今でも購入当時から変わらず
毎日の食卓を彩ってくれています。

 

 

この時の一人旅で出会った
輪島塗の素晴らしさはもちろん、
輪島や能登半島の景色、町並み、
人々の温かさ、活気。

どれもが私を魅了し、大好きな場所の
ひとつになりました。

 

そんな思い出深い景色が新年早々から
テレビに映し出される景色と同じものとは
なかなか思えず。

見ているだけで苦しくなったり
辛くなったり。

 

何もできない自分がもどかしくなったり
することもあるけれど

でも、生きている者はとにかく生きて
なすべきことをする。

 

今の私たちにできるのはまずはそれなんだと
思います。

 

私たち夫婦にとって今はとにかく
トマトのことに全力集中。

そして、何ができるかを模索し
できるタイミングが来たら
できることで支援をする。

 

それにしても、これまで当たり前だと思っていたことって
今更ですが当たり前じゃないんですよね。

安心安全に暮らせること
家があり水があり食べるものがあり
寒さを凌ぎ暖を取り
お風呂に入ってぐっすり眠れること

 

今までの日常がどれほど有難く
感謝しかない日々を送ってきたのか。

1日の中で何度もそれらを実感し
その度に胸がいっぱいになります。

 

これまで当たり前だと思っていたものが
感謝しかないものなんだと改めて実感した今、
その瞬間瞬間を楽しみたい。

 

そして、伝えたい人に伝えたいことを
伝えたいと思った時に伝えることの大切さ。

 

「いつもありがとう」

「あなたのおかげだよ」

「あなたがいるからとても嬉しい」

 

ブログを読んでくださるみなさま、
織田トマトをご愛顧くださるみなさま、
心にかけ応援してくださるみなさま
いつも本当にありがとうございます。

食は人をからだも心も元気にする。
そんな元気なトマトたちを今年もお届けする為
日頃の感謝を大切に今年もトマト道に
邁進していきます。

 

みなさまの今年一年がますます笑顔と愛に溢れ
素晴らしい毎日でありますように。

 

高知からまごころと愛をこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々