【高知の食】出汁スープで食べるところてん

高知のこと

愛∞無限大!

高知県佐川町のトマト農家、織田トマトの織田です。

 

毎日暑い日が続いておりますが
みなさまいかがお過ごしですか?

暑いというだけでからだが疲弊するこの季節。
暑さで疲れたからだを回復させるためにも
しっかり食べておきたいところですが、
なかなか食が進まない・・・

なんてことも夏にはありますよね。

 

暑い時の頼みの綱と言えばそうめんが
メジャーだと思いますが
この猛暑の時期にはこちらも頼りになる
一品だと思います。

 

それが、「ところてん」。

いつ食べても美味しいけれど
とりわけこの暑い季節に食べたくなる。

ところてんは夏の季語でもあるように
ツルっとした食感やのど越しが
暑い季節にピッタリですよね。

 

さて、このところてん、
全国では酢醤油や黒蜜で食べられているのが一般的ですが
47都道府県の中でも高知だけは“出汁”で食べます。

 

 

基本は鰹出汁ですが、いりこや昆布などが
ミックスされたものもあります。

そこに擦りおろした生姜を合わせて
食べるのが高知流。

(地域によっては、生姜じゃなくゆずの皮だったり
ごまの場合もあります)

 

これがとってもさっぱり食べられてすごくいい!

 

我が家でも自宅ではもちろん、
トマトハウスでのお昼ご飯に食べることもあります。

ちょっと小腹が空いた時にも
ちょうどいいんですよね。

もちろん、出汁スープは最後までしっかり飲み干します(笑)

 

それに、出汁は熱中症予防にも効果的なんです!

汗をたくさんかく夏は水分不足にもなりやすいですが
同時にミネラルも失っています。

だから、水はもちろん、ミネラルも
一緒に補給する必要があります。

そして、出汁にはこのミネラルがたっぷり含まれているんです。
しかも、水だけよりも飲みやすくて
必要なミネラル分が体内に吸収されやすい。

 

暑い中農作業した後のところてんの出汁は
からだの隅々に染みわたる!

この暑い時期には本当にいいこと尽くめの出汁。

 

高知ではスーパーでもコンビニでも
いたるところで目にする出汁のところてん。

高知にいらした時にはぜひ食べてみてくださいね。
また、高知土産としてもおすすめですよ。

 

 

佐川町からまごころこめて。

 

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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