苗植え後は誘引(ゆういん)に向けて夜な夜な内職中です

織田トマトの日々
あかね
あかね

バンド練習から帰宅した旦那さんが、セブンイレブンの『イタリアンプリン』を買ってきてくれました。

初めて食べたけど、めちゃくちゃおいしい!!

硬めで濃厚な感じにハマりそうです。

 

苗を植えてから2週間もすると、植えた時に比べて結構背が高くなります。
背が高くなると、真っすぐ上に向かって伸びていた苗が折れたりして、その後の成長に影響してしまうことがあります。

植物は上に向かって伸びていくことがストレスなく成長できる環境なので、ある程度の高さになると、上から吊るした紐をトマトの茎に括り付けていく“誘引(ゆういん)”という作業を行います。

この誘引は、トマト農家によってもやり方や使う資材もさまざま。
私たちは、ビニール紐の先にクリップを付けた誘引紐を使って誘引を行っています。

そして、この誘引紐ですが、実は手作業で毎年作っています。
ビニール紐は耐久性の問題もあり、毎年新しくしていますが、クリップは毎年同じものを使っています。

ですので、苗植えが終わって誘引が始まるまでに、昨シーズンの誘引紐をクリップとビニール紐にばらし、それからまた新しいビニール紐に昨シーズンの誘引紐からばらしたクリップを付けて、今シーズン用の誘引紐を作っていきます。

今年は約7,000本程を作ることに決定。
ということで、ここしばらくは、夜な夜な自宅の片隅で紐づくりをしています。

紐づくりは、オーディブルや学習用の音声を聞いたり、動画などを見ながらできるので、自宅で仕事してる感じもあまりなく、わりと毎年楽しんでます。

それに、夫婦ふたりで話しながら誘引紐づくりをすることも多くて、夫婦のコミュニケーションの時間にもなっているんです。

できあがった誘引の紐は、順にトマトハウス内の柱に付けていきます。

紐を作るのも時間がかかりますが、実は紐をトマトハウス内に付けていく作業が結構な時間がかかるんです💦

とはいえ、今月末頃には誘引作業を始めたい!!

苗が倒れる前に誘引するのと、倒れてから誘引するのとでは、時間も労力も全く違いますし、とにもかくにもトマトがすくすく元気に育つためには、ピンっと伸びた状態の時にちゃんと誘引してあげたいのが親心。

ということで、紐づくり、そして紐を付けていく作業ともに夫婦一丸となってラストスパートをかけていますよー!!

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々