これがトマトハウス??この時期のトマトハウスはこの世の果て感が半端ない!!

織田トマトの日々

織田トマトの広報担当、織田茜です。

トマトハウスと言えばどんな景色を思い浮かべますか?

赤い実がたくさん実っている。
色にしたら、赤や緑、青空の青など、そんな色合いを思い浮かべる方が多いと思います。

そんなカラフルな世界を思い浮かべた方には申し訳ありませんが、この時期のトマトハウスはこんな感じなんです。

はい、まさにこの世の果て感半端なく漂ってます(笑)

トマトの品種や栽培方法によっては通年通してトマトの実を収穫しているハウスもあると思いますが、私たちが育てるトマトは、“冬春トマト”と言って、12月頃から6月いっぱいぐらいまでが収穫シーズン。

6月に収穫を終えたら、後は次のシーズンに向けて片づけが始まります。

片付ける際に青々とした状態だと大変なので、片付けの時期が始まったら茎を切り、樹が水分を吸収することを止めて枯らしていきます。
そして、樹に実っている実を外していく作業を同時進行で行っていきます。

そうなると、ハウスの中からトマトの実の赤色が消え、あんなに生き生きと茂っていた葉っぱや樹が濃い緑色から茶色に変化し、あたり一面茶色の世界になるんです。

この枯れた樹をカートに集めてハウスから運び出していく作業を繰り返していきます。

私はカラフルな色合いに満ちたトマトハウスも好きなんですが、この世の果てな感じも実は嫌いではありません。

広々とした荒野に夫婦ふたりでいるっていうのも、案外おつなものなんです。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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