トマト農家のルーチン作業・脇芽取りは達成感を感じられる作業です

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

トマトハウスでのお昼ごはんの時に、時々コンビニやスーパーの食品にお世話になっています。

夫が私に対して、これを買っておけば間違いないだろうと思っている食品、それは“巻き寿司”です。

私は大の巻き寿司好きなんです。

会社員の時(20代前半)には、15時のおやつに近くのスーパーで巻き寿司を買って食べてました。

って、やらかしてますね💦

当時の上司の器の広さに今は感謝しかありません(^^;

 

ここ数日のトマトハウスでの農作業は、『脇芽取り』です。

以前見た時はまだまだ小さいと思っていた脇芽も、数日経てばあっという間に大きくなっています。


主枝(メインの枝、赤いクリップで留めている枝です)に負けないくらいの存在感です

植物は実を付けてその種を土に落とすことで子孫を残していきますが、できるだけ種が撒かれる可能性を広げようとする本能がDNAにあるからなのか、脇芽は取らないままでいると主枝よりも大きく太くなっていきます。
(特に主枝のすぐ下に生えている脇芽はめちゃくちゃその傾向があります)

脇芽を取る理由のひとつは、主枝に栄養を集中させるためです

そして、他の理由としては、

風通しをよくする
(湿気が溜まると病気が発生しやすくなるため)

葉っぱに太陽の光がしっかり当たるようにするため
(葉っぱや脇芽が生い茂っているとそれらが重なり合ってしまい、葉っぱに光が当たりにくくなり光合成しにくくなってしまいます)

などがあります。

実際に、脇芽を取る前の状態はこんな感じですが、

脇芽を取ると樹と樹の間にしっかりスペースができるため、風通しがよく太陽の光もそれぞれの葉っぱにしっかり当たるようになります。

大きな脇芽がわんさか生えているため、今日も一心不乱に朝から脇芽をとり続けると、夕方には脇芽でいっぱいになったコンテナが山積みになります。


今日取った脇芽はこの写真以外にも、トマトハウスの外に数コンテナ分が積まれています(笑)

脇芽取りは、見た目にもスッキリするし、こうして山積みになったコンテナを見るとものすごく達成感があります!

明日で脇芽取りも一段落しそうです。

明日もはりきってやるぞー!!

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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