土の匂いや味わいがするトマトをお届けしたい。織田トマトは土育ちです

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

朝晩が涼しくなったかと思いきや、日中はなかなか暑い日が続いています。

今日もトマトハウス内は意外に温度が高かった!

こういう日はつい油断してしまいます💦

冷たいルイボスティーは先日で作るのを止めたため、急遽、カルピスを作って持っていきました。

冷たくてやさしい甘さに癒されました。

トマトの栽培方法もいろいろあります

先日、経営コンサルタントの神田昌典さんの土に関するFacebook記事を拝見しました。

その記事の内容を読んで、私たちが土でトマトを栽培している理由について改めて振り返らせていただくいい機会となりました。

なので、そのことについて今日は書いてみたいと思います。

ひとくちに『トマト』と言っても、いろんな栽培方法があります。

主だったもので言えば、土耕栽培や水耕栽培があります。

土耕栽培は、読んで字のごとく“土を耕してそこに苗などを植える栽培方法”です。

一方、水耕栽培とは、“土を使わず水や肥料などの栄養分が入った液体で育てる方法”です。

他にも、養分と水分を吸収させたフィルムを使って栽培する方法(アイメック農法)などもあります。

水耕栽培やアイメック農法については、管理しやすくわりと品質や収穫量が安定しているのが特徴です。

特に、アイメック農法については、新規就農者でも技術的に難しいと言われるフルーツトマト(高糖度トマト)が生産できると言われています。

キレイでオシャレで安定した栽培ができる、土を使わない農業に憧れていました

私たち織田トマトはというと、土耕栽培でトマトを育てています

実は、私、農家になりたての時、土耕栽培がちょっと嫌でした(^^;)

というのも、水耕栽培やアイメック農法に比べて衣服が汚れやすいんですね。

いわゆる、“農業女子”とか“農ガール”と呼ばれてネット記事などで紹介されているオシャレなトマト農家さんは、水耕栽培やアイメック農法の方が多く見られました。

また、土耕栽培に比べて技術的にも新しく、土耕栽培のような泥臭い?イメージとは逆に、キレイでオシャレな農業というイメージが前面に出てるんです。

だから、それが羨ましくて(笑)

しかも、土耕栽培は水耕栽培やアイメック農法に比べて、天候などの影響を受けやすく、品質も安定しにくいです。

特に、フルーツトマト(高糖度トマト)については、水やりが要でして、この技術を習得するまでが難しいと言われます。

水やりについては、「どんなタイミングで」「どのくらいの水をやるか」を、その時々のトマトハウス内の状態を経験やデータ(これまでのトマト日誌に書いてきた日々の情報や、その日の湿度や気温など)を総合して判断していきます。

また、トマトハウス内の土は全部同じ状態ではありません。

場所によって、乾燥しやすいところや逆に地下水が豊富で水はけがよくないところなどさまざまです。

この土の状態も加味しながら、畝ごとに状態を確認してそれぞれ水の調整を行います。

私たちはトマトの栽培で生活しています。

ですので、技術的にも難しく、品質も安定しにくい土耕栽培より、品質や収穫量が安定している水耕栽培などの方がいいんじゃないかと、私は密かに思ってました。

けれど、夫はいわゆる職人タイプの人間。

同じような品質のものが安定して栽培できることよりも、一定ではない環境の中で自分の経験と判断、技術をフルに使って挑むことに魅力を感じるタイプです。

そして、何よりも「土」が大好きなんです

なので、トマト農家になる際も夫はなんの迷いもなく、というかむしろ初めから土耕栽培一択でした

土の奥深さに目覚めました

トマト農家になって、土で汚れたりすることが嫌だなぁと私は思いつつも、トマトハウスが建ち、土の中の石を取り、トマトが埋まるであろう圃場の土を整えていくところからスタートしていくうちに、「土ってすごいな」って感じるようになったんです。


ハウスの中の土から石を取り出し始める時の一コマ(2017年5月)


土の中から出てきたひときわ大きな石(2017年5月)私も若い(笑)

それは、土の懐の深さというのか、無限の可能性というのか。

とにかく、「土」の奥深さにどんどん引き込まれる自分がいました。

けれど、一定ではない環境でのフルーツトマト(高糖度トマト)栽培は、やっぱり試行錯誤の連続

雨が降り続いたりすると、水はけがよくない場所では、水を絞り切れず大玉と呼ばれるものになったり。

逆に、乾燥しやすい場所では、サイズが小さくなってしまったり。

生活のためにやっているトマト栽培という意味では、なかなか厳しいなぁと感じることも多くありましたし、それは今でもそう感じています。

けれど、その一方で、一律な環境じゃない中で育つトマトだからこそ、それぞれのトマトには個性があり、それがなんだか人間と同じようでとても愛おしいなぁと思えてきたんです

そして、私が「ああ、やっぱり土で栽培してよかったなぁ」と思ったのが、お客さまからのお声でした。

それは、

織田さんのトマトは土の匂いや味がちゃんとするね。それが嬉しい

というもの。

土で育ったトマトたちは、微生物や菌類の働きによって複雑な味わいがする、と言われます。

織田トマトのテーマは、『愛、無限大』。

この“愛”について実感したのも、土とのふれあいがきっかけでした

トマトたちの苗を植える前には、「土づくり」と言って土を整える期間があります。

土が整ったら、そこにトマトたちの苗を優しく植えていきます。

土たちやそこに住む微生物などに育まれ、やがて大きくなったトマトたちは各地のお客さまの元へ旅立っていきます。

旅だった先で、お客さまにトマトたちが育った土地の土の匂いや味わいをおもいきり楽しんでいただける。

日々土と接して、土の無限の可能性を知り、お客さまの声から土の素晴らしさに改めて気づかせてもらった時、いろいろ大変なことはあっても、私たちはこれからも土の無限の可能性にトマトたちを託していきたい、そう思いました。


石を取り除いた後にトラクターで耕した時のもの(2017年5月)懐かしくてつい載せました(笑)

細胞が喜び命が輝く大空と大地の愛を繋ぐ織田トマト

【夫:織田康嗣】1982年 高知生まれ 高知県立高知東高等学校卒 
大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動し、故郷で農業がしたいと高知にUターン。

2014年 高知県佐川町に夫婦で移住
2017年 トマト農家として新規就農する

幼い頃、週末になると父親の実家がある佐川町に、田んぼの手入れをしに父親と来ていた。

サラリーマンだった父親は、朝早くから夜遅くまで仕事で家におらず、普段は笑顔がなかった。

けれど、週末の田んぼで汗を流す時だけは、とびきりのいい笑顔をしていた。

それを見た時に、「農業っていいなぁ」となんとなく思っていたが、高校卒業後は興味があった音楽の道に進む決意をする。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うようになり、そんな時に頭に浮かんだのは、かつての父親が楽しそうに田んぼをやっていた姿だった。

そこで、「自分が生きたい人生を選び、とことん楽しむ」と決め、故郷・高知で農家になる事を決断。

『仕事やプライベートの区別なく、自分の人生をまるごと楽しむ大人で溢れる世の中にする』ことをビジョンに掲げる。

自分の人生をとことん楽しむためには、まず心とからだが元気でエネルギーに満ちていることが大切だと考え、おいしいだけじゃない生命力が高いトマトを届けようと決める。

夫婦で「ありがとう」「愛してる」と日々トマトたちに声を絶えずかけている。

【妻:織田茜】1978年 鹿児島生まれ 中央大学法学部卒 都内の化粧品メーカーで「肌の専門家」として年間2,000人以上の肌相談に対応。社内外で美容や応対の教育指導も手掛ける。

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