トマトも未病対策が必須。脇芽取りと下葉かきですこやかな環境を整えます

織田トマトの日々
あかね
あかね

今日は先日『沸騰ワード10』のタサン志麻さんの放送を見て、美味しそうなお料理の数々にクギづけになりました!

そこで、今日はその放送で志麻さんが作っていたレシピの中から2つにチャレンジしてみました。

チャレンジしてみた結果は、「志麻さんってやっぱりすごい」ってこと(笑)

志麻さんのようにはできませんでしたが、それでも自分なりに美味しくできたのはすごく嬉しかったです(^^)

 

数日前に誘引(留め上げ)作業が終わり、今やっているのが“脇芽取り”と“下葉かき”です。

腋芽取りは、脇芽をとること。


青いペンで囲んでいるのが“脇芽”です

下葉かきは、下葉を取ることです。


青いペンで囲んでいるのが“下葉”です

脇芽取りと下葉かきをする理由のひとつは、栄養を分散させず主枝(メインの枝)に集中させるため。

なので、余分な脇芽などは適時取っていきます。

また、作物は太陽の光を受けて光合成を行います。

そのため、植物の成長にとって葉っぱはとても大事なものなんですが、葉っぱが重なり合ったり、脇芽が大きく伸びていることで光が当たりにくくなると、十分な光合成ができなくなってしまいます。

それぞれの葉っぱに光がちゃんと当たるようにするため、適切な状態に整えていくんです。

また、これが最も大事なポイントなんですが、葉っぱや脇芽が茂った状態だと風通しが悪くなり、その中に湿気がたくさん溜まってしまいます。

湿気が溜まるとそこに病気が発生しやすくなるため、風通しのいい状態にするために適切な枚数の葉っぱを残し、下部分の葉っぱは取ってしまいます。

まだ脇芽も下葉も小さく柔らかいので、ハサミを使わなくても取れる場合が多く、両手の指をひたすら動かして取っていきます。

脇芽と下葉を取った後は、本当にスッキリ!

こちらがビフォアー。

こちらがアフター。

脇芽と下葉を取って整えた後のトマトたちは、樹の間を風がそよそよと通り抜け、こちらが見ていてもとっても気持ちよさそうにしてるんです。

これから数日にわたって佐川町は雨が降る予報が出ています。

病気の予防のためにも、明日もフルパワーで脇芽と下葉を取って取って取りまくります!!

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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