生トマトが嫌いでもトマトに夢中になれた話

織田トマトの日々

○○だけは誰にも負けない

自分にとってそう言えるだけの
夢中になれるものがあるって
めっちゃ最高だなぁ。

そんなことを感じた
今日の出来事について
書いていきます。

 

高知県にあるお酒と歴史の町・佐川町で
【愛、無限大】をテーマに

大空と大地のエネルギーを
トマトを通してあなたに繋ぎ
輝く人生を応援する

「運気が上がるトマト」
織田トマトの織田茜です!

 

今夜は日曜日。

日曜日と言えば
「情熱大陸」の放送日。

今日の主人公は

「アリ探求家・島田拓」さん。

過去の放送 | 情熱大陸 | MBS 毎日放送
毎日放送(MBS)がお送りする「情熱大陸」の過去の放送一覧ページです。

と、普通に言ってますが、
私を含めて多くの方の
気持ちとしては

アリ探求家って一体何??

って感じだと思います(笑)

 

島田さんは学生時代に
アリの魅力に気づいてから

アリにとことん
のめり込む毎日を
送られています。

アリを見つめる時
アリについて語る時

島田さんがなんとも
嬉しそうな顔をされるんです

それがもう
なんかサイコーに

素敵だなぁと
感じたんですよね。

 

その笑顔を見てると

なんだかテレビの画面の
向う側にいる私まで

幸せホルモンが
いっぱい出ちゃう、みたいな。

それぐらい
自分が好きなことや
夢中になれることに

とことん邁進されてる
人の姿というのは

とにもかくにも
魅力的なものだと実感したんです。

 

そういう私は

大学生時代に
ある一冊の雑誌との
出会いがきっかけで

化粧品の世界に
夢中になりました。

あの頃は
伊勢丹や小田急など

いろんな百貨店の
化粧品コーナーに

ほぼ毎日のように
足を運んでいました。

 

美容部員になりたくて
各メーカーの入社試験も
受験しましたが

全て惨敗。

翌年、念願かなって
憧れの化粧品会社の
社員になりました。

美容部員には
なれませんでしたが

化粧品に関わっているだけで
とにかく嬉しかった!!

 

そんな私が
数年前に農家になりました。


農家になりたての頃の私

 

農家になりたかったのは夫
しかも私は生のトマトが苦手

 

化粧品が好きで憧れて
化粧品会社に入った私にとっての
化粧品に関わる仕事

夫がやりたかったトマト農家を
一緒に手伝うことになった
トマトにこれまで一切興味がなかった
私にとってのトマト農家という仕事は

全くの真逆!!

だけど

全く初めての農業は
戸惑いも多かったけれど

好奇心旺盛な私には
面白いことがいっぱいありました。

さらには

大好きな夫と
一緒に仕事ができることは
とても嬉しかった♡

 

だから私は
農家の日々を
概ね楽しんでいましたが

それでも今まで
トマトが好きじゃない
人生を歩んできましたから

いきなり
トマトに「夢中」になる

ということは
私もまだありませんでした。

 

それでも

今まで知らなかった
農業やトマトのことを
自分なりに学んで知って

価値観が全く同じではない夫と
何度も話し
お互いを知り

自分たちのやりたいことも
少しずつ分かってきて

私たちのトマトを
喜んでくださるお客さまの

感想に触れ、
嬉しい気持ちになったり。

 

そんなことを経て

私は生トマトが
食べられないけれど

「料理」という方法で
自分が育てたトマトの

魅力を実感して
自信を持てるようにもなって

「あー!最高に楽しいなぁ」

って心から思えるようになったのが
トマト農家になって3年目でした。


織田トマトを使って作ったエビチリ


ココナッツのMCTオイルを使って作ったガーリックマリネ

そんな経験から
私が思ったこと。

それは

今は興味がないものだって
人は夢中になれる

っていうことです。

 

今、興味がないことに対して
すぐに夢中になれる

なんていうことは
ないかもしれない。

そして

興味の濃度だって
人それぞれ。

けれど

対象そのものには
興味が無くても

その周りにある
ことや分野だったら

「好き」

とか

「おもしろい」

とか

自分のセンサーが
動くかもしれない。

 

私も当初は
トマトには
全く興味はなかったけれど

トマトのフォルムが
「かわいい」
って思えたり

においがなんとも
いいにおいで
うっとりしたり。

お客さまとのやりとりが
めちゃくちゃ楽しかったり

トマトを使った
お料理のおいしさに
ハマったり。

そんなところから

少しずつ
でも確実に

我が子たちであるトマトに
夢中になっていっていました。

 

今では
もう親バカならぬ

織田トマトバカ

だと自負しています。

我が子について語る時
饒舌になり

お客さまの嬉しいご感想に
ニタニタしている

自分のことであれですが

人間そんな風に
なっちゃうんですね(笑)


こんなパワフルなトマトを見つけては夫婦でわいわいしています笑

そして

もしもそれでも
どうしても
興味が持てないなら

もうそれはそれでオッケー◎

 

仕事って多くの方が
1日の中で最も長い時間なので

仕事に夢中になれたら
もちろん最高だけれど

そうじゃなくたって
全然いいんです。

 

仕事に夢中になれなくても

仕事以外のことで
自分がめっちゃ
夢中になれることがあるなら

それをとにかく
楽しんじゃいましょう。

 

私も自分が大好きな
本や漫画
音楽鑑賞やドラマ、映画鑑賞など

自分にとって楽しい時間は
以前から大事にしています。


最近読み返している「カルラ舞う!」。漫画をひとたび読み始めると時間を忘れます。

 

自分にとって大好きものに
触れてると

人は満ちたりた気持ちになります。

心が満たされると
心や視野に余裕もできてきて

これまで興味が
持てなかった仕事だって

「これって案外おもしろいかも」

って突然
思えることが起きるかもしれない。

 

だから

まあ、なんだかんだと
いろいろ言ってきましたが

気構えず
肩の力を抜いて
いきましょう(笑)

 

なんだか締まりのない
内容になっちゃいましたが

日曜日ということで
ちょっと大目に見てください(^^)

 

みなさまにとっての
新しい一週間が
ワクワクで満ちた時間に
なりますように。

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々