直管とエスター線とカケ次郎。今シーズンもこの3つの出番がやってきた

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

今日も青空が広がるいいいお天気の高知です。

こんな日はいつもどこかドライブに行きたくなる!

私が今もっとも行きたいドライブ先は、

・四国カルスト

・のいち動物公園

・アンパンマンミュージアム

です!!

 

先日のトマトハウスの屋根洗い。

洗い終えた時はもう夕方5時で日も沈みかけていたため、写真が暗くきれいになった様子がちょっと分かりにくかったなぁと感じていました。

そこで、今日になって写真を撮ってみました。


網戸からトマトの樹が見える!!

 

 

先日の写真に比べて、トマトハウスの屋根が綺麗になったことがちょっとでも伝わるんじゃないかと思いますが、いかがでしょう?

 

ところで、トマト農家って普段どんなことをしているの?と思われる方もいると思います。

 

トマト農家の主な作業としては、

・下葉かき(下葉取り)

・脇芽取り&摘果

・つり下ろし&誘引

この作業の繰り返しです。(そこに12月くらいから収穫が入ってきます)

 

今日は、背が高くなったトマトたちを下におろす「つり下ろし」という作業に入る準備を行いました。

 

「つり下ろし」とはまさしく、トマトの樹を下ろすこと。

 

まだトマトの樹の背が低いうちは必要ないんですが、背が高くなってくると、トマトの樹を下ろしてから茎を横に這わしていく作業(誘引)をしていきます。

この「つり下ろし」という作業をするために必要なのが、つり下ろしたトマトの樹や実を支える環境を整えることです。

 

そのために織田トマトでは、つり下ろしの時期になると以下の3点の資材を準備します。

①直管(パイプ)

②エスター線

③カケ次郎

写真に①~③まで番号を振っていますが、それが①直管(パイプ)②エスター線③カケ次郎の3点にの資材です。

この3点の資材は、農家1年目の時から繰り返し使っています。

 

まずは、畝の上端と下端に各2本の直管を立てます。

その直管それぞれにエスター線を結び付けていきます。

次に、上の柱からカケ次郎を一定間隔でつり下げていきます。

こうして、準備が整ったら、やっとつり下ろしの作業が始まります。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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