夫がドキドキときめく季節がやってきました!

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

今日テレビで水族館の特集をしていました。

そこに映っていたのは、美ら海水族館のジンベイザメ。

なんと、ジンベイザメの寿命は130歳と最近の研究で言われているそうです。

 

8月下旬に苗を植えて約2ヶ月半。

ちらほら赤く色づいたトマトたちが姿をみせるようになってきました。


昨日から見つけた赤く色づいたトマトたちを我が家にお持ち帰りして熟れるのを待っています

このトマトたち、実は「尻焼け」というトマトの生理障害でお尻の部分が焼けたように黒ずんだものなんです。
尻焼けは、「尻腐れ」とも言われていますが、カルシウムが足りないことで起こると言われています。


お尻部分が黒くなっています。これが「尻焼け」です。

織田トマトでは、程度の軽いもの(表面だけが黒ずんでいるもの)を「尻焼け」、程度が重いもの(表面だけでなく実にまで及んで黒い部分が凹んだ状態になっているもの)を「尻腐れ」と言って区別して呼んでいます。

この尻焼けのトマトは、尻焼けになっていないトマトと比べると早く熟れます。
また、果房の部分も他のトマトに比べて少し弱いのか、しっかり完熟させる前に尻焼けした実のほとんどが下に落ちてしまいます。

現在、トマトハウスにあるほとんどのトマトたちはまだ緑色ですが、この尻焼けのトマトがところどころで赤くなってきているのを目にするようになりました。

今日の夜、夫と話していたら、夫がこんなことを言いました。

緑の葉っぱが生い茂っている中に赤く色づいたトマトの姿が見えると、ドキッとするんだ

私たちのトマトハウスには、トマトたち以外にも、茄子やにんにくがいます。
夫は、茄子の実がつくのを見るとすごく嬉しいけれど、トマトに感じるようなドキドキしたものは感じないそうです。

トマト農家になる前、私たち夫婦は高知県の農業研修施設でさまざまな作物の栽培を経験する機会をいただきました。

きゅうり
茄子
ニラ
枝豆
オクラ
ピーマン
ししとう
生姜

これだけ色んな野菜と触れ合ったけれど、夫がときめいたのはただひとつ、トマトだけ
夫のときめきだけで私たちは栽培する野菜をトマトに決めたくらいです(笑)

そう、戦略も計画もあったもんじゃない、あったのはトマトに対するときめきただひとつ。

赤いトマトを見ると感じるドキドキ。
夫にとって、それはまるで恋してるかのよう、なんだとか。

そんな夫のときめく季節が、今年もやってきました。

 

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々