トマトを冬の寒さから守る強い味方『加温機』

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

今日は1月7日。

七草粥を食べて無病息災を願う日ですね。

私はすっかりそのことを忘れてしまい。。。

SNSで見るみなさんの七草粥の写真を見て、食べた気になってました。

今日は、高知県佐川町にある織田トマトのトマトハウスでも朝から雪が舞っていました。

この日の朝7時の気温は、1℃。
かなり冷え込んでいます。

私たちにとっても寒いこの気温。トマトたちにとっても同じなんです。

というのも、トマトは寒すぎると生育状況に影響が出てしまいます。

おいしいトマトに育つための適正な気温は、だいたい10℃~30℃
その上で、昼夜の寒暖差が10℃~15℃あるといいと言われています。

おいしいトマトに育つには昼夜の寒暖差がとっても大切です
燦燦と降り注ぐ南国・土佐のパワフルな日差しと寒さが揃って、おいしいトマトたちが育ちます。

トマトハウスの中は、外に比べて多少気温は高くなりますが、それでも寒さが厳しい冬になると、10℃を下回ってしまうこともあります。

そのため、トマトハウス内の気温が10℃を下回ることが無いように保つ必要があるんです。

この時にその役割を担ってくれるのが、『加温機』と呼ばれるもの。

この加温機から温められた温風がトマトハウスの畝の間に敷かれたダクトを通って、トマトハウス全体に行き渡り、中の温度を保ってくれるんです。

この加温機は、だいたい11月くらいから3月頃までトマトハウスで大活躍します。

ただ、農作業中にこの加温機が作動してしまうと、カートが通りにくかったり、ひっくり返ったりしてしまう為、基本、私たちがいない時間帯に働いてくれています。

それを思うと、織田トマトはいろんな存在が共に育て上げているんだなぁ。

私たち夫婦二人と機械や道具類、そして自然の恩恵。

まさに、織田トマトはそれらが一丸となったチーム。
みなさまにお届けするまでの間、チーム総出でしっかりこの子たちを育てていきます。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々