農業はもっと楽したっていい!

織田トマトの日々

しなくていい
苦労なら
しない。

そのためには

常識に
とらわれず

自分が
どうありたいのか

を考える。

今日は
そんなお話。

 

「自分を生きる」

と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する

織田トマトの織田茜です。

 

今日もガッツリ
筋肉痛です(笑)

夫はこういう時

「筋肉痛は

新しい組織に
生まれ変わってる証拠。

だから

筋肉痛になったら
喜べ!!」

って言ってます(笑)

 

筋肉もどんどん
新しい組織が
作られていくけど

私たちの
身の回りにも

その時代に合った
新しいアイテムって

どんどん
生まれてきますよね?

 

例えばコレ!


一度使ったら手放せない!?」ダイソーの“革命級キッチンアイテム”が便利すぎ♡』より引用

 

レンジで
袋ラーメンが
簡単にできちゃう

どんぶり型タッパー。

 

我が家の夫も
袋ラーメン
大好きなんですが

こういうのを見ると

その時代に
求められる

新たな価値を
持ったもの

たくさん作られて
いるんだなぁ

って思うわけです。

 

そして

これは

農業の分野でも
同じことが

起きています。

 

例えば

コレ。

空調服。

「農業でがんばる
人を応援したい」

って気持ちを持った
熱くて男気ある

友人から
贈っていただき

今年から

私たちも
使ってますが

 

もうね

コレなしの
暑い時期の作業は

考えられない!!

 

それくらい

使う前と
使った後の

汗のかき方や
疲労度が

全然違う!!

 

なんでもっと早く
買わなかったのか?

って思うし

コレなしで
あの暑い時期に

農作業やってた
自分たちのことを

「よくやってたなぁ」

って思ってしまうくらい。

 

ホント

さっきのタッパー
の話じゃないけど

「一度使ったら
手放せない」

ってやつです。

 

そして
もうひとつが

ダブル苗。

 

これは何かっていうと

ひとつのポット(土部分)に
ふたつの苗が

植えてある苗
のことです。

一方

ひとつのポットに
ひとつの苗を
植えてある苗

のことを

シングル苗

と言います。

 

私たちは

2年目までは
シングル苗
を植えていました。

 

3年目の時に
ダブル苗と出会い

まずはお試しで
少しだけ植えて
様子を見たんです。

すると

シングル苗に
比べても

成長具合などに
不都合がない
と感じ

4年目からは
完全に

ダブル苗に
移行しました。

 

もちろん

今年植えた苗も
全て
ダブル苗です。

そもそも

シングル苗と
ダブル苗の

なにがどう違うのか?

 

っていうと

シングル苗に
比べて

ダブル苗は

植える時間と
労力が

半分

になるんです!!

 

というのは

今年の我が家で

トマトの樹を
7,000本近く
植えました。

 

すると

シングル苗だと

7,000回
植える動作を行います。

それが

ダブル苗だと

3,500回
で済むわけです。

これね

この凄さが
農家じゃない方には

どうしても
伝わりにくい
とは思うんですが

苗を植える動作って

 

結構な労働
なんですよ!!

 

というのも

苗を植えるには

 

1.苗をトレーから
ひとつずつ
取り出して

畝の上に
中腰になって
ひとつひとつ

置いていく。

2.畝の上に
置いた苗を

前かがみの状態で
ひとつずつ
植えていく。

 

という流れ
なんだけど

 

まあ

とにかく

腰にきます!!

 

あとは

地味に

アキレス腱や
太もも
ふくらはぎ

他には

手首とかにも
疲労が溜まるので

翌日から
数日の間は

結構な筋肉痛に
なるわけなんです。

 

それが半分に
なるって思ったら
凄くないですか?

 

それに

7,000回
やるのと
3,500回
やるのとでは

かかる時間も
全く違う

 

今年は

初めて1日で
作業が終わったって

昨日のブログで
書いたけど

8月にトマトを植える理由とは?
今年も定植(苗植え)の日がやってきました。そこで気づいたある勝手に思っていた当たり前について書きました。

これが

シングル苗で
やってたら

多分1日じゃ
終わってなかったよね。

 

じゃあ

他の農家さんも
みんな

ダブル苗を
使っているかというと

そうじゃありません。

 

農家さんによっても
考え方もいろいろ

 

一度ダブル苗で
やったけど

やっぱり
シングル苗に戻した

っていう農家さんも
周りにはいますし

ずっと

シングル苗で
やり続けてる
農家さんもいます。

 

それは

どっちが正解
とかじゃなく

自分たちが何を
重視するか

ってことが
大事なんだよね。

 

私たちは

トマトの成長や
実の状態に
不都合が無ければ

體にも時間的にも
負担がない方が
いいって

思うだけ。

 

だから

自分たちが
譲れないものは

変えないことも
大事だけど

そうじゃなければ
柔軟に対応する

ってことも
やっぱり大事だなぁ

って思うわけです。


空調服を着る前は訝しんでた夫が最も空調服の効果を実感してます!それにしてもなぜかスーパーのチラシ風のポーズを取ってしまった私(笑)

 

あなたにとって
譲れないこと
はなんですか?

そして

手放してもいい
こととは
何ですか?

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々