均一でないからこその魅力をお届けしたい

織田トマトの日々

見た目も大きさも
全く同じ

全てにおいて
均一なものなんて
自然界にはない。

そして

その均一でない部分が
自然の最大の魅力なんだろなぁ

って農家になって
日に日に感じる。

今日はそんなお話。

 

「自分を生きる」

と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する

織田トマトの織田茜です。

 

先日スペインで開催された
ユニークなコンテスト。

 

それは

「不細工トマト」コンテスト。

 

スペイン北部トゥデラの街で
数十件の農家が参加している

毎年恒例のイベントなんだとか。

 


割れていたり、変な形も スペインで「不細工トマト」コンテスト』より引用

 

しかも

優勝者には
イベリコ豚の生ハムが
贈られるという

なんともおもしろい
コンテストです。

 

不細工トマトとして
出品されるのは

 

大きすぎたり
いくつもの実が結合していたり

 

日本のスーパーなどでは
おそらく見かけないような
姿をしたトマトたち。

 

そして

織田トマトでもそんな
めちゃくちゃ個性的なトマトが
毎年誕生します。

 

このようなトマトたちは
箱に収まりきらなかったり
することもあって

なかなかお客さまの前には
登場する機会がない
レアキャラだったりもします。

 

だけど

見た目にもユーモラスで

収穫体験などをすると
子どもたちから
とっても人気があるんです。

 

そして

もちろんこんな大きな
トマトたちだけではなく

フルーツトマトにおいても
よく見ると

形や大きさ
色味や香り

などにおいて
全く同じなんてことはなく。

 

野菜も売り場によっては
均一であることを
求められることも多いですが

ひとつひとつが違っていて
それぞれに個性があるんですよね。

 

 

特に

私たちのような土で栽培する
フルーツトマトの場合は

栽培の土台となる土が
同じトマトハウスの中でも

場所によって
全く状態が違います。

 

ですから

均一にしたくても

全く同じフルーツトマトに
なるわけがないんです

 

むしろ

均一なフルーツトマトを
栽培したかったら

土で栽培するという選択は
真っ先に外すっていうくらいです。

 

でも

私たちは

その均一でないところに
すごく魅力を感じているんです

 

というのも

フルーツトマトって
一言で言っても

召し上がる方によって
お好みもそれぞれ。

 

しっかりしたサイズの
食べ応えがあるものが
大好きな方もいれば

私の母のように
ひとくちで食べられる
タイプがいいという方もいます。

 

トマトの味わいにおいても

ある程度大きさがある
フルーツトマトの場合は

瑞々しい果肉感が
味わいを楽しめます。

 

一方

小さめのタイプは

しっかりした果肉感で
甘みを強く感じられます。

 

そして

それらがミックスされたものを
楽しみたい方もいるんですね。

 

実際に

織田トマトで販売している
フルーツトマトが10箱あれば

10箱なりの組み合わせ
があります。

 

 

お求めになる
お客さまのお好みを
事前に知っている場合は

お好みに合わせた内容で
組み合わせることもありますし

 

お客さまのお好みが
分からなくても

お手元に届いた組み合わせは

その方だけの
世界に二つとない組み合わせ

なんです。

 

そんな風に

均一でないからこそできる
フルーツトマトの楽しみを
お届けさせていただいている

と私たちは思っています。

 

今シーズンのトマトたちを
お届けする時

ぜひあなただけの組み合わせを
お楽しみいただけたら嬉しいです。

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々