「戻り鰹」の季節!高知で鰹を食べるならにんにくが欠かせません

高知のこと

愛∞無限大!

高知県佐川町のトマト農家、織田トマトの織田です。

 

この時期の高知の旬の味覚と言えばいろいろありますが
その中でも高知県民がとにかく大好きなものと言えば
やはり「鰹(カツオ)」です。

 

 

秋の鰹は「戻り鰹」と呼ばれ
脂がのった濃厚な味わいと
トロっとした触感が楽しめます。

 

高知ではスーパーに行けばお刺身コーナーに
でーんと鰹の刺身やタタキが並んでいるのが日常。

 

我が家もスーパーでよく買いますが
先日は中土佐町に暮らす夫のご親戚の方から
新鮮な鰹をいただきました!

 

↑高知と言えば全国的にはタタキが有名ですが、地元ではむしろお刺身など生で食べることが多いです

 

中土佐町と言えば、鰹の一本釣り漁で
とても有名な地域で、
“中土佐町の鰹”と聞くととにかく「旨い!!」
というくらい美味しい鰹の町なんです。

 

そんな旨い鰹を食べるために
我が家で用意したものがにんにく。

 

高知で鰹を食べる時には
にんにくは欠かせません。

 

けれど、にんにくなら何でもいいわけじゃなく
かつおに負けない味わいじゃなきゃバランスが悪い。

にんにく自体の味わいがしっかりしていて、
ちゃんと辛味を感じられるものこそベスト。

 

それが高知県内に昔から伝わる
在来種のにんにく、「土佐にんにく」です。

 

鰹を愛してやまない高知県民には
そんな土佐にんにくこそ大好きな鰹とともに
食べたいにんにくなんですよね。

 

実際に鰹とともに食べるとそれぞれの食材が
しっかり個性を主張しつつも
決してぶつかり合わないから
どちらの美味しさもちゃんと楽しめる。

土佐にんにくは特有の香りと辛味はもちろん、
意外にも甘みも強くて
戻り鰹のコクと甘みが合わさって満足感が高い!

 

ということで、あっという間に食べ終えました。

 

戻り鰹の時期は11月頃まで。

秋に高知へお越しの際はぜひ
戻り鰹と土佐にんにくのハーモニーを
お楽しみください(*^^*)

 

 

今日もまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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