夫婦で農家をやっていて学んだ喧嘩の仕方と気持ちの伝えかた

夫婦のこと
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

私たちが暮らす家は、木造の40年以上前に建てられた家です。

場所によっては、すきま風も結構入ってきます。

そんな時は寒いけれど、「換気されてる」って思うことにしています(笑)

夫婦で農業をやっていると言うと、よく聞かれるのが、「仕事でも家でも一緒で喧嘩にならないか?」ということ。

はい、しょっちゅう喧嘩します(笑)
多分、私が最も本音で喧嘩できるのが夫だと思います。

例えば、先日、こんなことがありました。

私たちは、織田トマトのトマトたちのことや、私たちの日々の想い、そんなことをもっとお伝えする場が必要だと感じ、8月からホームページを作りました。

ホームページでは、妻である私がほぼ毎日ブログを書いています。

実は、織田トマトのページ以外にも、夫と私それぞれのページも作っています。

夫は主にドラムや音楽活動について、私は読んだ本や日々感じたことを書こうと考えて作りました。


ドラマーとしての夫の姿。ドラムに触れている時の夫はやっぱり生き生きしています。

それは、私たちがトマト以外にもお互いに趣味を持ち、それらもひっくるめて人生を楽しみたいということ、そしてみなさまに私たちという人間をより知っていただく場になれば、と思ったことがきっかけです。

夫もはじめは「毎日ブログ書くぞー!!」なんて意気込んでいました。

が、続けるって難しいですね。。。
夫は9月に初めてのブログを書いてからずっと更新が止まっていました。

「ブログ、書かないの?」なんて夫に聞いてみたりしたものの、なかなか重い腰が上がらなかったり、他にやることを優先しているうちに日が経っていく。

夫がブログを書かなくなって3ヶ月が経った頃、モヤモヤっとしていた私は夫にそのことを切り出しました。

心に芽生えてるモヤッとした気持ちを伝える時、私はつい感情的になってしまうことがあります。
結婚当初は特にそれが顕著でした。

トマト農家になってからは、仕事でも家でも一緒ですから、喧嘩するとまあ大変です。
何と言っても居心地が悪い。けれど、我が家のトマトハウスはそんなに広くないから逃げ場もない。

まあ、トマトたちが大きく成長してくると、とりあえずトマトたちの間に居ればトマトが衝立になってお互いに顔を会わせなくても済むので、その間に気を静めることもあります(笑)

そして、なんとか気を静めながらも、最終的には、膝を突き合わせて話し合ってお互いの意見や気持ちを知り、認め合うことを繰り返してきました。

そうやって何年も衝突と和解を繰り返してきて、お互いに少しずつ成長し、相手への向き合い方や相手が受け止めやすい言葉の選び方を工夫するようになりました。


少し前に和田裕美さんの元で学び合った同期生からおススメされた本。夫婦のコミュニケーションについて具体的に書かれています。

私自身、今でも農作業中に夫とのことで感情的になることがあります。
けれど、その感情を外に勢いよく出してしまう前に、次のことを意識するようにしました。

それは、

私がこの感情を感じてる真意は何だろう?

そもそも私は夫とどんな関係でいたいのか

その関係に向かうために、今私は目の前の夫にどんな態度でどんな言葉を選べば夫に伝わるんだろう

ということです。

当たり前ですが、夫と私は似た価値観を持っている部分もありますが、それでもやはり育ってきた環境も違えば、性格も違います。

私にとって響く言葉や言われたくない言葉が、夫にとってはそうじゃない場合もあります。

そして、自分がひとりの人間として大切にされ、尊重されたいのと同じように、夫だってひとりの人間として尊重し、大切にされるべき価値ある人間です

だからこそ、そこをちゃんと踏まえた上で、思考の部分、感情の部分を我慢して自分の中に抑え込むのではなく、相手に伝わりやすい言葉で本音で話し合います。

私たちは夫婦という関係でもありますが、トマト農家という仕事において、同じチームの一員という関係でもあります。

お客さまに喜んでいただくトマトやサービスを提供するためには、お互いが最大限のパフォーマンスを発揮することが不可欠です。

そのためには、自分の心が安定していることがとても大事だと思っています。

けれど、人間だから時に落ち込んだり、怠け心が出たり、相手の言動にモヤッとしたものを抱えて悶々とすることだってあります。
それを自分自身で律することができれば何の問題もないんですが、そうじゃない時もあります。

そんな時に、誰よりも側にいる夫や妻が相手を認め、肯定し、励まし、お互いを尊重しながら安心して本音を伝え合える関係でいることが大事だと思っています。


喧嘩することもありますが、基本は仲がいい夫婦です(笑)

もちろん、夫婦はお互いの鏡のようなもので、夫の姿から私自身を省みることもありますし、私も夫に物申されることも、叱咤激励されることもしばしばあります。
お互いに完璧な人間ではないのだということを頭の片隅に置いて、相手を認め許すこと。

まだまだ人間として器がちっちゃい私には難しくて試行錯誤していますが、これからもひとりの人間として、夫婦として、織田トマトの一員として成長していきたいと思っています。

夫もあれからブログをまた書き始めました。

ドラムや音楽活動について週一ペースでブログを書いていきますので、よければぜひお立ち寄りいただけたら嬉しいです。

やちをの部屋
ドラマーやちをの部屋
細胞が喜び命が輝く大空と大地の愛を繋ぐ織田トマト

【夫:織田康嗣】

1982年 高知生まれ 高知県立高知東高等学校卒 
2017年 新規就農してトマトの栽培を始める

幼い頃、週末に父親の実家がある佐川町に、田んぼの手入れに来ていた。
平日はサラリーマンとして働く父親は普段全く笑顔がなかったが、週末の田んぼで汗を流す時だけは、驚くほどとびきりのいい笑顔をしていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うようになり、そんな時に頭に浮かんだのは、かつて父親が楽しそうに田んぼをやっていた姿だった。

「仕事もプライベートも自分の人生をまるごと謳歌する大人を増やす」べく、命の源である食を支える農家になることを決意。

世の大人たちを細胞からエネルギーで満たす生命力が高いトマトを届けようと日々励んでいる。

【妻:織田茜】

1978年 鹿児島生まれ 中央大学法学部卒 

都内の化粧品メーカーで「肌の専門家」として年間2,000人以上の肌相談に対応。社内外で美容や応対の教育指導も手掛ける。

夫と共に高知に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培している。

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