織田トマト広報担当、織田茜です。
毎年クリスマスには、クリスマスケーキを予約します。
今年の織田家のクリスマスケーキは、今年佐川町にオープンした
『お菓子の家 repos(ルポ)』さん。
reposさんでは、24日のお渡し分は受付終了したようですが、それ以外のお日にちはまだご対応されているそうです。
11月下旬に収穫が始まってから、3週間あまり。
少しずつ「これは!!」という美男美女のトマトたちの割合が増えてきました。
今日の美男美女トマト。
ヘタの躍動感とヘタの下部分に入った緑色のスジ状の部分、そしてブラッドオレンジのような深みのある色合い。
美しい男性や女性を見ると目の保養になりますが、美しいトマトを見ても同じ気持ちになるようになりました😊 pic.twitter.com/zaXZzUO6eY— 織田茜|『織田トマト』高知県佐川町のトマト農家 (@AngelAKANE1010) December 13, 2020
かわい子ちゃんを見つけると、夫に「見て見て!!」って持って行って見せてるくらいです。
と、まあ今ではそんな風に我が子であるトマトたちの姿を見るだけでうっとりしちゃう私ですが、トマト農家になったばかりの頃は、今のようなトマトに対する情熱も興味もそこまでありませんでした。
というのも、実は、私は生のトマトが大の苦手です。
小学校の頃は、給食に出る生のトマトが食べられなくて、お昼休みが来ても一人教室でトマトと向かい合っている、そんな子どもでした。
そんな私が夫の「農家になりたい」という一言で夫婦で高知に移住し、農家への道を歩むことになりました。
夫が農家を志した当初、何を栽培するかは決まっていませんでした。
そろそろ栽培する作物を決める時期になった時、夫の口から出たのはまさかの「トマト」。
もちろん、私が生トマトが食べられないことは、夫も知っています。
夫の言葉を聞いたとき、ビックリするやら、「えー!!よりによってなんでトマト??」って思いました。
それでも、農家になることを決めて故郷・高知に帰ってきた夫の気持ちを尊重したくて、私はトマト農家になりました。
これまでの人生でたったの一度もトマトを購入したことがない私。
けれど、トマト農家になってからは、スーパーや直売所に行ってはトマトコーナーに足を運び、実際に購入してみたり。
トマトについてインターネットでいろいろ調べてみたり、全国の様々なトマト農家さんのサイトを訪れてみたり。
気になるトマトがあれば、お取り寄せしてみたり。
生のトマトは食べられないけれど、加熱したり料理したトマトはむしろ大好きだった私は、自分でも我が家のトマトを使っていろんな料理にチャレンジしてみたり。
お客さまから教えてもらったパンコントマテ。ワインによく合う💛
30年以上トマトを自分から最も遠いところに遠ざけて生きてきた私は、なんとかトマトとの距離を近づけるために試行錯誤。
そんなこんなであっという間に3年が過ぎていました。
これまでを振り返って思うのは、3年前よりずっとずっと私はトマトが大好きになってるなぁということ。
毎日気づけばトマトのことを考えていますし、ネットの記事を読めば、「これって私たちのサービスにも活かせないかなぁ」とイメージを膨らませたり。
美味しそうなトマト料理のレシピを見れば、即ブックマークします(笑)
こんなにトマトへの興味や関心が溢れ出るようになった私でも、今も生のトマトは食べられません。
それでも、我が子たちへの情熱はどんどん大きくなっています。
石の上にも三年。
私が身も心もトマト農家になるには3年という時間が必要だったことが、今ならよく分かります。
4年目のトマトたちを収穫しながらがら、ふとそんなことを思った日曜日でした。
4年目のトマト。こんなかわいいトマトたちの姿を見ると、もうたまらなく嬉しい!!
石の上にも3年って言うけど本当にそうだなぁって思う。就農して3年目。1年目、2年目には見えなかった景色が今見れるようになってきた。高知に移住して旦那さんと一緒にいたいという理由だけで始めた農業。その時々で精一杯やってきたけど、私達らしい農業がやっと見えてきて今がめちゃくちゃが楽しい。
— 織田茜|『織田トマト』高知県佐川町のトマト農家 (@AngelAKANE1010) May 12, 2020
私は生トマトが苦手です。旦那さんがトマト農家になると言った時、正直「なんでトマト?」って思いました。就農してからもずっと後ろめたい気持ちがあった。でも何度も調理して我が家のトマトたちのパワフルさを実感し、お客さまの笑顔を沢山見て、今は自信を持ってトマトをお届けしています。
— 織田茜|『織田トマト』高知県佐川町のトマト農家 (@AngelAKANE1010) May 30, 2020