消化って食のこと
だけじゃない。
それは自分の感情に
おいても大事なこと。
今日はそんなお話。
「自分を生きる」
と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する
織田トマトの織田茜です。
NHK朝のテレビ小説
『おかえりモネ』で
坂口健太郎さん演じる菅波の
感情を吐露したプロポーズが
話題になってますね!
『「おかえりモネ」菅波先生ついにプロポーズ 珍しく感情爆発!ネット歓喜&心配も「俺たちの菅波の真骨頂」』より引用
こういうシーンを観ると
もうキュンキュンしちゃいます(笑)
ところで
この菅波のように
「感情」を素直に
感じたままに表現するって
結構難しいと感じる方が
多いんじゃないかと思います。
実際に
赤ちゃんや子どもの時は
あんなに
喜んだり、笑ったり
泣いたり、怒ったり
していたことも
大人になると
子ども時代のような強い感情って
感じなくなる方も
いるんじゃないでしょうか。
もちろんそれは
経験値が増え
初めてのことが無くなったから
ということもあります。
それに
心がニュートラルな状態
にある時は
何かにいちいち反応して
気持ちが右往左往することも
なくなります。
感情はある意味
出来事への反応だから
反応があるからいいわけでもなく
反応がないから悪いわけでもない。
そして
出来事に反応した時に
人によって
喜怒哀楽と言うように
いろんな感情が見られる
ということなんです。
この感情を素直に感じとって
表現できたら
何の問題も苦労もないけれど
人間の心ってその辺が
なかなか素直になれなくて。
楽しいや嬉しいと言った
いわゆるポジティブなものは
たいがい素直に
反応できますけど
悲しいや怒りという
一見ネガティブに思える
感情に対しては
できたら見たくない
感じたくない
って思う方もいるんじゃないか
と思うんです。
だって
その自分の気持ちに
気づいてしまったら
嫌な気持ちになったり
テンションが下がったり
自分の器が小さいなぁ
って思ったりしてしまうから。
ってこう言うのは
この私自身が
そうだったからでして(^^;)
でもね
人間生きてれば
嬉しい楽しいばっかり
じゃないんだよね(笑)
悲しみもあるし
怒りだって感じる。
むしろ
これまでの人生を
振り返った時に
自分が感じた感情を
ないものにしたり
感じきることをせず
切り替えたつもりに
なってる事の方が
あとあと自分の心と體に
響いてくるんですよ!
昨日のブログで
今年は食において
「消化力」がテーマだと書きましたが
これって食の話だけじゃなく
感情においても
私が大事にしていることなんです。
自分の気持ちに気づき
それを感じきる。
もちろん
怒りをそのまま
誰かにぶつけろとか
悲しいままに会社で泣き叫べと
言ってるんじゃなく
感じた悲しみも怒りも
無いものにせず
いい悪いの判断を
下すことなく
ただただそれを
眺めるように感じきる
ってことなんです。
気持ちってね
案外子どもみたいなところがあって。
お父さんやお母さんに
自分のことを
ちゃんと見てほしくて
後ろをついて回ったり
ちょっかいを出したり
そんなことした経験ありませんか?
それでも全く見てくれないと
駄々をこねたり
反抗してみたり。
自分に湧いてくる感情も
それと全く同じで
ないがしろにされれば
されるほど
後々暴れだすんです。
そして
それは悲しみや怒りだけじゃなく
喜びや楽しみだってそう。
誰かに遠慮してみたり
子どもじみてると思って
スカしてしまうと
それはそれで拗ねちゃいますから。
食べ物を食べる時に
口の中で咀嚼して
しっかり消化された後
自分の體の栄養や血肉になり
不要なものは排泄されるように
自分の気持ちを
しっかり感じて消化する
そうすれば
喜びも楽しみも
悲しみも怒りも
自分の心の栄養になっていき
自分にとって不要なものは
自然と離れていく。
あなたの明日がそんな軽やかな
心と體で過ごせますように。
高知からまごころこめて。