これは「洗濯バサミ」?それとも「ピンチ」?

織田トマトの日々

自分にとっては
当たり前のことが

世間一般では
そうじゃないってこと

結構ありますよね?

今回はブログを読んだ方の
コメントから

そんなことを気づかせて
もらいました。

 

「自分を生きる」

と決めたあなたを
大空と大地のエネルギー
たっぷりのトマトで応援する

織田トマトの織田茜です。

 

365日毎日ブログを書き続ける
仲間のひとり

兵庫県三木市でヘアサロンを
されているノリさん。

https://henna-shift0106.com/

 

ノリさんはご自身の経験から

天然ハーブ「ハナヘア」を活用して
髪と頭皮の健康のお手伝いを
されています。

 

そのノリさんから
先日、私が書いたブログ
こんなコメントをいただきました。

 

それは

 

洗濯バサミを
ピンチっていうの
初めて知って驚いた!!

 

というもの。

 

ところで

ノリさんが反応したのは
ブログにあるこの部分。

それを夫に伝えると

「俺も農業研修受ける前は
これをピンチって言うって
初めて知った」

とのこと。

 

でも

私、もうそんな昔のこと
思い出せない(笑)

 

今では当たり前に使っている
言葉なだけに

これが珍しい言い方なのかすら
よく分からない(笑)

 

それで

早速、Twitterの投票機能を使って
アンケートを取ってみました!

 

結果はこちら

 

「洗濯バサミ」の圧勝でした

 

ちなみに

ピンチとは洗濯バサミのことで
英語の「pinchi(つまむ・はさむ)」
からきているんだとか。

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例えば

無印良品では「ピンチ」
の商品名で販売されています。

 


無印良品より引用

 

ただ

ブログに載せた画像のピンチは

見た目はもろ洗濯バサミ
なんですが

 

洗濯バサミじゃないんです!

 

めっちゃややこしくて
すみません(^^;)

 

これは

トマトを上に吊るす
「誘引(ゆういん)」の際に
使うためのものなんです。

 

 

「トマト 誘引 ピンチ」

と検索すると
こんな感じでいくつも
出てくるくらい

いろんなタイプのピンチが
販売されています。

 


楽天市場より引用

 

でも

見た目は洗濯バサミと
ほぼ同じですから

農家さんによっては
普通の洗濯バサミを
使っている方もいます。

 

価格も洗濯バサミの方が
断然安いんです。

 

じゃあなんで

織田トマトでは
専用の道具を使っているのか?

 

それは

トマトのことを考えて
作られているものだから。

 


誘引用のピンチも種類はいろいろ。織田トマトでは黄色い丸で囲ったタイプを使用しています

 

洗濯バサミは

洗濯物を干すことに
特化した機能のものです。

 

一方

誘引ピンチは

トマトを誘引することに
特化した機能をしています。

 

例えば

この真ん中の穴。

これはフルーツトマトの
茎のサイズに合わせて
作られています。

普通の洗濯バサミだと
この穴が狭いので
茎に食い込んでしまいます。

 

それを特に気にされない
農家さんもいますが

夫はそんなトマトの姿を見た時
とても痛々しい気持ちに
なったんです。

 

だから

自分が就農する時は

トマトが痛がらない
優しいものを使う

と決めていました。

 

もちろん

トマトは生き物ですから
人間と同じで

平均サイズはあれど
個体差があります。

 

太いものだと食い込む
場合もあるので

ピンチの留め方や
留める位置を工夫して

なるべくトマトたちに
負担がかからないように
しています。

 

こんな風に

作物がすくすく育ったり
農作業の効率を考えた

農業ならではの道具って
いっぱいあるんですよ。

 

今後はそんな道具たちも
ちょこちょこご紹介して
いきたいなぁと思っています。

 

高知からまごころこめて。

織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

織田トマトの日々