子どもの頃に観たアニメや
映画の中で大活躍するヒーローたち。
とにかくすごくカッコよくて
「あんなになったらいろんな人を
笑顔にすることができる」
って思ったことがあった。
でも
今になって思うのは
誰かを心から笑顔にして
生きる勇気の源になれるのは
完全無欠のヒーローではないってこと。
今日はそんなお話。
自分の人生をとことん楽しむ
大人で溢れる世の中にする
ことをビジョンに
エネルギー溢れる真っ赤な太陽
のようなトマトを通して
細胞が喜び命が輝く
大空と大地の愛を繋ぐ天使💛
織田トマトの織田茜です。
漫画や映画、小説など
さまざまな物語には
とある存在が欠かせない。
それは
ヒーローの存在。

物語を通して出逢う
ヒーローたちの圧倒的な強さや
ずば抜けた能力は観る者を引き付ける。
そして
多くの人を救う場面には
とても感動する。
でも
人はヒーローにならなくたって
誰かを守り救うことはできるんですよね。
というか
むしろ
ヒーローじゃないからこそ
相手は癒され、安堵し、
救われることのほうが
多いんじゃないかな
そんなことを
この漫画を読んで思ってました。
40代後半にして義母の介護を
通して看護師を志し
50歳にして看護師になった主人公と
その主人公とともに医療に
従事する者たちの話。
生と死という一個人の力では
どうにもできない日々の中で
自分ができる精一杯のことを
とにかくやるしかなくて。
それでも自分の力不足や
医療の限界を痛感したり
世間一般には理解してもらえない
悲しみを抱えたり。
みんな医療従事者の前に
ひとりの人間として生きている
むしろ
そのひとりの人間として
ひたむきに生きる姿そのものが
誰かの支えになったり
心に寄り添っているんです
そう。
人はただ生きているだけで
人知れず誰かの役に立ち
誰かを救っているんだよね。
『ナースのチカラ~私たちにできること 訪問看護物語~』(広田奈都美著)3巻より
あなたも私も今日を生きたことで
誰かの幸せのきっかけになったり
笑顔の源になっていたり。
そして
私たちも今日を生きた誰かから
力をもらっている。
だからね
今日も生きてくれてありがとう。
高知から愛とまごころをこめて。
追伸:
今日のブログを書いていて
頭の中で流れてきた曲。
それは、玉置浩二さんの
『嘲笑』でした。