何かを学ぶ時大事なこと。
それは
それを「誰から」学ぶのか
ということ。
今日はそんなお話。
自分の人生をとことん楽しむ
大人で溢れる世の中にする
ことをビジョンに
エネルギー溢れる真っ赤な太陽
のようなトマトを通して
細胞が喜び命が輝く
大空と大地の愛を繋ぐ天使💛
織田トマトの織田茜です。
昨日、異分野と率先して出会おう
ということを書いたんだけど
農家になってからこの大切さを
私に教えてくれたのは
タケイファームの
武井敏信さんです。

武井さんは多くの著名な
レストランシェフから
とても信頼されている方で
栽培した野菜のほとんどを
そのようなレストランに
販売されています。
その武井さんが中心となって
開催する会に
私も初めて参加しました。
そこには
フランス・パリのミシュランを
取得したレストランシェフから
「ぜひあなたの野菜を使いたい」
と熱烈にオファーされる
山下農園の山下朝史さんも
参加されていて。

贅沢にも直接いろんな
話を聞かせていただきました。
もうね
聞いた全てが私の血となり
肉となることは間違いない内容
だったわけなんですが
その中で特に印象深い話が
あったんですね。
それは
自分が栽培した野菜を食べる
農家は多いけれど
その多くが「規格外」と呼ばれる
ものだけを食べている。
そして
良いものは食べることなく
出荷するだけだから
本当に良いものの味を
知らない農家が多い。
これは農家にとっては
あるあるな話だと思うし
農家だけじゃなくても
食に携わる人でも
そういう傾向はあると思う。
もちろん
私たちも「規格外」と呼ばれる
トマトたちはよく食べます。
だけど
それと同じくらい
「これはお客さまにお届けしたい!!」
って思ってウズウズしちゃうような
トマトたちもよく食べています。
夫はそれでよくお腹いっぱい
になってるくらい(笑)
その大切さを私に教えてくれたのも
武井さんでした。

武井さんと出会って約8年。
今改めて思うのは
学ぶことはとても大事だけど
誰から学ぶのかがもっと大事
だと言うこと。
全く農業に携わったことも無い
農業なんて全然知らない私が
初めて出会った農業分野の方が
武井さんっだったことで
私にとっての農業や農家の
スタンダードが武井さん
になってるんですよね。
8年前に初めてタケイファームさんを訪れた時
これが
全く違う農業分野の方と出会って
その方から学んでいたら
今の私は存在していない。
8年前に教わったこと。
それは今の私の基礎であり
源になっている。
そして
最初に出会い学んだのが
武井さんで本当に良かった
って何年経っても
いや
農家になって時間が経てば経つほど
心からそう思えるんです。

↑武井さんのマイナビ農業での連載
の最新回がまさに「師匠」の話
だからね
何かを学ぼうと思った時
「誰から」学ぶかも大事にしよう。
その時の出会いや学びが
その後のあなたの「標準」に
なっていくから。
高知からまごころこめて。