作物は季節を写す鏡。農家は季節の移り変わりを作物を通して感じます

織田トマトの日々
あかね
あかね

織田トマト広報担当、織田茜です。

もう2月も今日が最終日!

「今年も時間の流れが早いなぁ」

って感じます。

が、これもどんどん歳を重ねてるからなんでしょうね!

でも、夢中になって過ぎていくこのスピード感、

結構好きです笑

私たちが暮らす場所は自然がいっぱいある里山の集落です。

だから、日々の生活の中には、季節の移り変わりを感じられるものたちで溢れています。

そして、私たちは日々接するトマトたちからも季節の移り変わりを感じます。

2月上旬〜中旬まではまだまだ寒さを感じる冬らしい雰囲気でしたが、2月中旬〜下旬には高知はどんどん気温も高まり肌に当たる陽射しがジリジリしてきて、明らかに季節が移り変わっていることを実感するようになりました。

それを写す鏡のように、トマトたちも、「冬のトマト」から、全身で浴びる日光の量がどんどん増えてきたのが分かる「春のトマト」らしい姿に変化してきています。


お客さまにどこの子をお届けしようか悩むほど素敵な子たちがどんどん増えてます!!

「春のトマト」らしいなぁと感じるのは、見るからに太陽をたっぷり浴びているのが分かる元気ハツラツな姿をしているから。

昨年の秋にはトマトハウスの屋根を夫婦できれいに洗ったのですが、そのことも功を奏したようで、数字でも日射量がしっかり増えているのが分かります。


昨年の10月にトマトハウスの屋根を洗った時の一コマ。やってよかった!!と改めて思います

実は、同じ一つのトマトハウスの中でも、トマトの樹がある場所によって環境が結構違います。

特に、私たちのように土で育てていると、土の水分状況などによって樹の具合も変わってきますし、日の当たり具合も違うので、同じシーズン中のトマトでも、全く同じようには育ちません

それが夫にとってはとても興味深く、おもしろいことでもあるんですが、育てた作物をちゃんとお金にしていくという部分ではひと苦労もふた苦労もあります笑

まあ、だからこそ、お客さまに私たち自らが「お届けしたい!!」と思えるトマトたちを収穫できて、それを喜んで食べてもらえることは、最高に嬉しいことなんです。

そんなお客さまも私たちも笑顔になれるトマトたちが、季節がどんどん変わりトマトたち自身もその姿を変えていっている中で、グッと増えてきたんです。

私たちは、収穫は夫婦で一緒にやってますが、最近では、収穫するトマトのどれもがそんなみんなを笑顔にする元気ハツラツなトマトたちだったりするんです。

だから、収穫中にお互いに収穫したトマトの自慢が止まらない笑

こんな風に、夫婦揃って親バカ全開に織田トマトハウスでは、今日も賑やかに農作業をしてます。

みなさまにそんなとびきりのトマトをお届けできること、夫婦ともに嬉しくてたまりません!!

トマトハウスの屋根を洗う様子についてはこちらをどうぞ

トマトハウスの汚れ具合がトマトたちの成長やおいしさを決める!?
お掃除は農業でも大事なことであり基本です!!
トマトハウスの屋根洗い初日の疲れは、『恋あた』の中村倫也くんで癒された
新ドラマ『この恋あたためますか』。恋愛ものとしても面白いけど、ビジネス目線でも面白かったー!!そして、中村倫也くんがやはりサイコーです(≧▽≦)
トマトハウスの屋根洗い2日目。仕事で夢中になれるってめちゃくちゃ楽しくてサイコーだ!!
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トマトハウスの屋根洗い3日目。織田トマトハウスの屋根で愛を叫ぶ。
まさしく織田トマトの、そしてわたしたち夫婦の日常たっぷりのブログです(笑)
トマトハウスの屋根洗い4日目。どんどん空に近づいていく(笑)
農家にならなければこんな梯子を間近でみることもなかった!自分が知らない世界との出会いは面白いです。
トマトハウスの屋根洗い5日目!トマトハウスの中から青空が見える喜び。
トマトハウスの屋根をきれいにすることでトマト農家になったばかりの頃の気持ちまで思い出させてくれました。初心に返るってこういうことでもできるんですね。
織田トマト

【夫:織田康嗣】
織田トマト栽培管理責任者
高知県高知市出身

農業を志したのは、幼い頃に見た父の姿がきっかけだった。

平日に会社員として働く父の笑った顔を見たことは無かったが、週末に田んぼで汗を流す父はとにかく笑っていたのが子ども心に強く印象に残っていた。

高校卒業後は、大阪や東京でコンサートなどの音響スタッフやドラマーとして活動。

東京で長年暮らすうちに、「いつかは故郷に帰りたい」と思うように。そんな時、かつて父が楽しそうに田んぼをやっていた姿を思い出した。

2014年、新規就農を決意し高知県へUターン。
2017年、子ども時代に父と田んぼで汗を流した思い出の地、佐川町でトマト栽培を始める。

自分を大切にし愛することが人を大切にし愛することに繋がる。
だからこそ、食べた人が愛で満たされる、そんなトマトを届けるべく、「愛∞無限大!」を合言葉に夫婦二人三脚で日々励んでいる。

ドラマー、音響スタッフとしても高知県内を中心に活動中。

【妻:織田茜】
オンラインショップ、ブログ担当

大学時代に化粧品に魅了され、都内の化粧品メーカーに就職。
これまで10,000人以上の肌相談に対応。
また、美容知識や顧客対応の社内教育にも従事。

2014年、夫と共に高知県に移住し、2017年から夫婦でトマトを栽培。

農業に携わることでこれまで以上に食の力を知り、人は食べるもので作られていることを実感。

「美しさとは健やかであること」との考えから、心とからだを健やかに保つことを作物の力を通して届けたい!
と、トマトたちのお世話はもちろん、ブログ記事の執筆などを精力的に行っている。

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